2019年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

インターフェース論(Interface Theory)[1H18]

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2単位
田中 久弥 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)に関する知識と理解を深めること

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
・人間の特性とコンピュータインタフェースの技術について説明できること。
・ユーザインタフェースの問題点を指摘し具体的な改善案を提示できること。

<授業計画及び準備学習>
1.人間とヒューマンコンピュータインタラクション1(人間の感覚・知覚・生理特性)
2.人間とヒューマンコンピュータインタラクション2(人間の認知と理解、人間特性を考慮したインタフェースの設計)
3.対話型システムのデザイン1(HCIの変遷,デザイン目標とユーザ特性、よいデザインとは)
4.対話型システムのデザイン2(対話型システムの設計原則、対話形式)
5.入力インタフェース1(キーボード,日本語入力と入力支援技術)
6.入力インタフェース2(ポインティングデバイス,モバイルデバイスの入力技術)
7.ビジュアルインタフェース1(表示デバイス,グラフィカルユーザインタフェース)
8.ビジュアルインタフェース2(GUIシステムの構成とデザイン、ビジュアライゼーション)
9.人と人工物のコミュニケーション
10.空間型インタフェース
11.共同作業支援のためのマルチユーザインタフェース
12.インタフェースの評価
13.試験
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
試験(70%)および課題の評価(30%)による総合得点で、到達目標に照らして、6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
「ヒューマンコンピュータインタラクション」改訂2版 情報処理学会編集
ISBN978-4-274-21863-7

<参考書>
イラストで学ぶ ヒューマンインタフェース (KS情報科学専門書)ISBN-10: 4061538160,ISBN-13: 978-4061538160

<オフィスアワー>
木曜日 10:30〜11:00 新宿校舎15階A1518室にて質問を受けます.

<学生へのメッセージ>
インタフェース論は学際的な領域です。さまざまな学問に感心を寄せて,かつ最新技術を興味を持って講義に臨んで下さい。


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