2019年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

信号処理概論(Singousyorigairon)[3G24]

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2単位
浅野 太 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
信号処理概論は、センサデータや時系列解析、音響・画像処理など幅広い応用分野の基礎となる科目です。この授業では、フーリエ変換、ラプラス変換、z変換などの信号変換の方法、フィルタや畳み込みなどの信号処理の方法、適応フィルタによる学習など、幅広い基礎知識を学びます。

<受講にあたっての前提条件>
既習科目: 微分,積分, 線形代数学1,2を修得していることが望ましい

<具体的な到達目標>
・フーリエ変換、ラプラス変換、z変換などを用いて、基礎的な信号解析、システム解析ができること
・インパルス応答、伝達関数の概念を理解し、簡単な離散システムの記述ができること
・フィルタ、畳み込みなどにより、簡単な信号処理ができること
・適応フィルタを用いた学習による信号処理の基礎概念が理解できること

<授業計画及び準備学習>
1)線形システムとは
2)サンプリング
3)フーリエ変換
4)ラプラス変換
5)z変換
6)離散フーリエ変換
7) 伝達関数
8) 差分方程式 
9) FIRフィルタ
10) IIRフィルタ
11) 相関関数
12) 線形予測
13) 適応信号処理
14) 振り返り

<成績評価方法>
定期試験80%,授業中に出題する演習20%とし,Grade D以上の者に単位を認める。

<教科書>
特に指定する教科書なし

<参考書>
ディジタル信号処理入門 城戸 健一著 丸善 (1985/07) ISBN-13: 978-4621030066

<オフィスアワー>
質問は授業後,および随時メール(asano@cc.kogakuin.ac.jp)で受け付ける.

<学生へのメッセージ>
特になし

<備 考>
特になし


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