2019年度工学院大学 情報学部情報通信工学科

電気通信法規(Telecommunication Laws and Regulation)[1Q03]

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2単位
北 直樹 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
電気通信基本法およびサービス運営法等の電気通信に関する国内法の法体系全般と無線通信の基本法である電波法について、その概要を身に付けます。

<受講にあたっての前提条件>
特にありません。

<具体的な到達目標>
法の理念を把握して、工学関係者として必要な事項の理解を深め、遵法の重要性を認識してもらうことを到達目標とします。

<授業計画及び準備学習>
1.電気通信に関する法体系
2.電気通信の基本に関する法律
3.電波法の理念と目的
4.違法電波の状況
5.電波監理システム
6.無線局免許および免許不要無線局
7.無線局免許取得手続き
8.無線設備を規定する項目
9.無線設備が満たすべき条件
10.無線従事者の資格と操作範囲
11.無線局運用時の遵守事項
12.無線局の運用に対する監督
13.行政措置に対する意義申し立てと訴訟
14.学習成果の確認

<成績評価方法>
期末試験(定期試験)と授業への参加度を基本に、総合的に判断します。総合評価60点(またはGrade D)以上を合格とします。詳細は第1回授業にて説明するので参加すること。

<教科書>
特にありません。
授業の中で資料を配布します。資料を試験課題にすることもあるので、紛失しないよう保管しておくこと。

<参考書>
情報通信六法、電波法令集(総務省)等。(特に購入する必要はありません。)

<オフィスアワー>
授業終了後に教室にて、気軽に声をかけて下さい。
また、授業中の質問も大いに歓迎します。

<学生へのメッセージ>
「法規」というと無味乾燥なわかりにくい法律文を思い浮かべるかも知れませんが、重要なことは概要を掴むことです。授業では、実例や関連する話題にも触れながら、平易に理解できる講義を行います。


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