2019年度工学院大学 情報学部情報通信工学科
△宗教学A(Religious Studies A)[1K07]
2単位 田口 博子 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- テーマ:宗教の見方
世界にはさまざまな宗教が存在します。日本国内では、仏教・神道・キリスト教が比較的身近に感じられるかもしれません。前期では宗教学での主な理論、後期では各宗教について解説します。最初に、現在において世界の各地でどのような宗教が主に信仰されているのかを見て行きます。それから、知識や習慣などの文化的伝統としての宗教と信仰の世界の関連、戒律と儀礼、社会と宗教の関連についての理論を取り扱い、受講者が理解できるようになることを目指します。
- <受講にあたっての前提条件>
- 初回の授業までにご自身と「宗教」のかかわりがどのようなものであるかを考えてきてください。そして、受講後にこれまでの考えがどのように変化したか(あるいは変化しなかったか)についての考察をもとにしてレポートを作成してください。
- <具体的な到達目標>
- 受講者が宗教全般にかんする見取り図を描き、自分でデータを調べる際の指針を得ることを目標とします。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1 回 はじめに:世界における「宗教分布」
準備学習:シラバスを良く読んできてください。 講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第2 回 なぜ「神」と「仏」が区別されるのか 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第3 回 神の物語:一神教について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第4 回 悟りの物語:多神教について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第5 回 回心について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第6 回 救済について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第7 回 奇跡と呪術について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第8 回 戒律について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第9 回 儀礼について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第10 回 通過儀礼について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第11 回 宗教と社会の関連 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第12 回 宗教集団(チャーチ・セクト・デノミネーション)について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第13 回 「分派・分裂」とシンクレティズムについて 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。 第14 回 前期のまとめと「政教分離」について 準備学習:講義の内容を復習して、ノートにまとめておいてください。
- <成績評価方法>
- 授業への出席、聴講を単位認定の前提とします。学期末に実施する定期試験が60%、学期内に複数回課されるレポート40%で評価する予定です。レポートは一回につき字数は1500字以上、ロジカルライティングで使用したような原稿用紙を配布しますので、〈手書き〉で執筆して下さい。総合的な評価で60点以上(2015年度以降入学の場合にはGrade D 以上)獲得した者を合格とします。詳細は初回の授業の際に説明するので必ず出席してください。
なお、私語が甚だしく授業の進行を妨げた場合は退出のうえ、単位取得の資格がないものとみなしますので留意しておいてください。
- <教科書>
- 教科書は使用せず、適宜プリントを配布します。
- <参考書>
- 参考書として井上順孝著『本当にわかる宗教学』(日本実業出版社)、中村圭志著『教養としての宗教入門−基礎から学べる信仰と文化』(中央公論新社、中公新書)を挙げておきます。それ以外のものは授業中に随時紹介します。
- <オフィスアワー>
- 月曜日3限、4限の授業の前後(教室)。
水曜日3限、4限の授業の前後(ロジカルライティングIの教室か講師室)。
- <学生へのメッセージ>
- 4月から5月にかけて退位と即位の儀式が行われます。神道界、仏教界、特にキリスト教の各派からの声明があると思いますので、報道に注目しておいてください。
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