2019年度工学院大学 建築学部

建築技術者の倫理(Building Engineer's Ethics)[6A05]

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2単位
小野里 憲一 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
中島 裕輔 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
久田 嘉章 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
樫原 徹 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
遠藤 和義 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
星 卓志 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
中島 智章 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
林  真理 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
尾高  進 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
草野  章 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
建築技術者の倫理に関する入門的な基礎知識を学習し、以下の4つを身につけ、または理解する。
(1)技術者の倫理的判断にとって必要な基礎的知識と考え方
(2)倫理的思考と判断の形式
(3)人間・社会について考えることの必要性
(4)建築に関わる倫理問題の具体例

<受講にあたっての前提条件>
特にありません。

<具体的な到達目標>
・技術者の倫理的判断にとって必要な基礎的知識と考え方を身につけられる。
・倫理的思考と判断の形式になじみ、それを身につけられる。
・人間・社会について考えることの必要性を知ることができる。
・建築に関わる倫理問題の具体例をしることができる。

<授業計画及び準備学習>
複数の教員が担当するオムニバスの授業です。実際の授業の順序は、担当講師の都合で変更することがあり、初回の授業で再度授業日程を案内をします。まお、各授業で学習成果を確認するために、レポートを課します。
1.ガイダンス・建築を取り巻く倫理問題【小野里】
 準備学習:「耐震偽造」について調べる。
2.倫理とは何か【草野】
 準備学習:教科書の第2章を熟読しておくこと。
3.技術者倫理の諸問題【尾高】
 準備学習:教科書の第1章を熟読し、技術者倫理をめぐる問題にはどのようなものがあるか自分なりにまとめる
4.技術者とは何だろう【林】
 準備学習:教科書の第3章、第4章を熟読しておく。
5.企業と技術者(1)【林】
 準備学習:教科書の第5章、第6章を熟読しておく。
6.安全性の考え方【林】
 準備学習:教科書の第7章、第9章を熟読しておく。
7.企業と技術者(2)【林】
 準備学習:4,5,6回目の授業を振り返っておく。
8.デザインと倫理【樫原】
 準備学習:2度実施された新国立競技場設計コンペの概要について調べておくこと。
9.建築・都市の安全と倫理【久田】
 準備学習:「横浜市のマンション傾斜問題」について調べる。
10.建築生産と倫理【遠藤】
 準備学習:教科書の233〜245頁と、事前にキューポートで配布するテキストを熟読しておくこと。
11.文化財と倫理【中島(智)】
 準備学習:伊藤延男他、『新建築学大系50 歴史的建造物の保存』、彰国社、pp.3-7(「1.1.文化財とは何か」)を熟読する(入手などの方法については授業初回までに伝達予定)。
12.シックハウス問題から見た倫理【中島(裕)】
 準備学習:教科書「第26章」を読み、シックハウスに関する基礎知識を学んでおくこと。
13.技術系公務員の倫理【星】
 準備学習:教科書の199〜208頁を熟読する。
14.学習内容の振り返り
 準備学習:前回までの総復習を行う。

<成績評価方法>
学期末テストは実施しません。
テーマごとにレポートを課し、レポートの評価の平均点が60点以上を合格とします。
GPAの評価はD以上のものを合格とする。

<教科書>
林・小野里・小野他著『技術者の倫理』(コロナ社)

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
金曜 1N-125室 13:10〜13:40。
学修ガイダンスに記載されたメールアドレス(小野里)に、事前に連絡を入れることが望ましいが、直接訪ねてもらっても構わない。

<学生へのメッセージ>
自分で考える姿勢、人間・社会についていろいろなことを知ろうとする姿勢を大切にして欲しいと思います 。


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