2019年度工学院大学 建築学部
△フランス語初級I(Basic French I)[1418]
1単位 沼田 憲治 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- この授業のねらいは、実際のコミュニケーションに近い教室内活動を通して、日常的なフランス語の基本的な運用能力を養うことである。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。
- <具体的な到達目標>
- (1)自己紹介など、自分のことを相手に伝えることができる。
(2)相手のことを訪ねることができる。 (3)第三者のことを相手に説明することができる。 (4)数字や曜日など、よく使う語彙をマスターする。 (5)買い物やカフェでの注文など、ごく初歩的な会話ができる。 (6)教室内活動において積極的に発言し、コミュニケーションに必要な発音を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 4月8日
フランス語をなぜ学ぶのか?/フランス語に触れてみよう/教室で使う表現1/挨拶(こんにちは)/自分・相手の名前 準備学習:シラバスをよく読んでおく。 第2回 4月15日 自分・相手・第三者の名前/国籍/出身地/数字(0〜10、羊の数を数える) 準備学習:教室で使う表現1を繰り返し練習し、暗唱できるようにしておく。 第3回 4月22日 教室で使う表現2/国籍/住んでいるところ/数字(11〜60)/値段/年齢 準備学習:数字(0〜10)を繰り返し練習し、暗唱できるようにしておく。自分の名前・国籍・出身地を復習する。 第4回 5月6日 教室で使う表現3/職業/言語/数字(61〜1000)/電話番号/小テスト1 準備学習:教室で使う表現2を繰り返し練習し、暗唱できるようにしておく。国籍・住んでいるところ・値段・年齢を復習する。数字(11〜60)を繰り返し練習し、暗唱できるようにしておく。 第5回 5月13日 好き嫌い/数字(1001〜10000)/年号 準備学習:教室で使う表現3を繰り返し練習し、暗唱できるようにしておく。数字(61〜1000)を繰り返し練習し、暗唱できるようにしておく。職業・言語・電話番号を復習する。 第6回 5月20日 ここまでの復習/文法のまとめ 準備学習:文法のまとめ(教科書22−23ページ)を自習し、疑問点をまとめておく。 第7回 6月3日 1週間の生活を話す/曜日を覚える/さまざまな動詞を覚える1/小テスト2 準備学習:教科書25、27ページをCDでよく聞いておく。 第8回 6月10日 1日の生活を話す/時刻を言う1/さまざまな動詞を覚える2 準備学習:曜日を復習する。さまざまな動詞1を復習する。 第9回 6月17日 すること、しないこと/時刻を言う2/人を誘う・誘いを断る/天候を言う 準備学習:時刻表現1を復習する。さまざまな動詞2を復習する。 第10回 6月24日 すでにしたこと・まだしていないこと/週末にしたこと/動詞の複合過去を覚える 準備学習:時刻表現2を復習する。誘う表現・断る表現を復習する。天候表現を復習する。 第11回 7月1日 ここまでの復習/文法のまとめ 準備学習:文法のまとめ(教科書40−41ページ)を自習し、疑問点をまとめておく。 第12回 7月8日 口頭試験 準備学習:教科書76ページで、口頭試験の練習をしておく。 第13回 7月15日 フランスの文化・歴史・地理 準備学習:フランスについて知っていることをまとめておく。 第14回 8月5日 学習内容の振り返り/夏休みの課題指示 準備学習:定期試験で分からなかった問題の正解を考えておく。
- <成績評価方法>
- まずは、授業計14回全てに出席することが成績評価の大前提となる。
その上で、以下のような評価割合となる。 1 期末筆記試験(50%)、2 口頭試験(20%)、3 小テスト(10%)、4 宿題・レポート(10%)、5 授業への参加具合(10%) 期末試験は、定期試験期間中に実施する。
- <教科書>
- 『フランス語2020』(中川努・中井珠子・蘇我祐典共著、白水社)定価2300円。
- <参考書>
- 参考書の類は特に必要なし。仏和辞典については授業中に指示する。
- <オフィスアワー>
- 授業終了後、教場にて。事前にメールで連絡を入れることが望ましい。
- <学生へのメッセージ>
- この授業の主体は学生で、教師は進行係にすぎない。
教室でのさまざまな活動に積極的に参加することが何よりも重要である。先生に教えてもらうといった受け身の姿勢はこの授業では通用しない。間違いを恐れず(間違っても減点されることはありません!)、どんどん発言しよう。発音に関しても、とにかく相手に通じればいいというおおらかな気持ちで、元気よく、大きな声で発音してみよう。付属のCDはスマホ等の携帯端末で毎日、いつでも、どこでも聴けるようにしておくこと。フランス語に触れるのが週一回の授業だけというのでは、絶対に上達しない。聞き取りの練習のみならず、復習は非常に大切だ。 授業中の説明は最小限にとどめ、板書も少ない。ノートをとることに気を使う必要がないので、その分、ひたすら「聞く・話す」行為に集中してほしい。理解することよりも慣れることが大切である。慣れるまで練習を繰り返し、次第に話せるフランス語が増えてくれば、当然いろいろな疑問点も湧いてくると思う。そんなときのために、自習用の「文法のまとめ」が用意してある。さらに、月に1回ほどのペースで解説の時間を設けるので、疑問点の解決に役立ててもらいたい。いずれにしても大切なのは、理屈で考えるのではなく、数多くのフランス語に接し、たくさん話し、たくさん書くこと。 教室にいながらにして、フランスで体験するような異文化を発見し、自分の世界を広げてほしい。
- <備 考>
- 教室内活動を重視し、口頭試験もあるため、最大履修人数は40名とする(理想は20名前後)。これを超過した場合は、抽選等の方法による履修制限を行なう。
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