2019年度工学院大学 建築学部
建築概論(Introduction to Architecture)[6202]
2単位 境野健太郎 准教授 田村 雅紀 教授 [ 教員業績 JP EN ] 富樫 英介 准教授 大内田 史郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 星 卓志 教授 [ 教員業績 JP EN ] 下田 明宏 教授 [ 教員業績 JP EN ] 村上 正浩 教授 [ 教員業績 JP EN ] 塩見 一郎 教授 山下 哲郎 教授 [ 教員業績 JP EN ] 中島 裕輔 教授 [ 教員業績 JP EN ] 木下 庸子 教授 [ 教員業績 JP EN ] 赤木 徹也 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 本講義では、建築学部の3学科(まちづくり学科、建築学科、建築デザイン学科)が、それぞれの主要4分野について概要を解説する。建築を初めて学ぶ学生が、各分野の基礎的な学問内容や特徴、魅力と将来の発展性などについて学び、その拡がりを理解することで、今後建築学部で修得する科目を学問体系の中に位置づけ、相互の連関を認識する力を身につけることを目的とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 建築および建築学部での学修内容に興味を持つこと。
既修科目、または並行履修科目についての前提条件は特にないが、「建築入門」(1年生・前期)を修得していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 本講義の到達目標は、建築学部の3学科12分野で今後修得する「建築学の専門分野」の学修について、大きな流れを理解することであり、日頃の学習に伴う自己研鑽の手がかりを得、予習復習や自己学習の方向性を考えることができるようになることである。その上で、建築に関わる進路選択、卒業後の方向性などキャリアデザインを自ら考える際に必要な能力を身につけることである。
- <授業計画及び準備学習>
- 本講義は、初回のガイダンスのあと、12回の講義がオムニバス形式で進められる。毎回、異なる「建築学の専門分野」から、それぞれの建築との関わり方や建築の見方が語られる。12回の講義を通して建築学部の学問体系の全体像や特徴を掴み、それぞれの魅力の理解を深めることができるよう、各回の講義が展開される。
01.建築概論のガイダンス -------------------------------------------- ■ まちづくり学科の4分野 02.都市デザイン分野とその研究・計画 03.ランドスケープデザイン分野とその研究・作品 04.安全・安心分野とその研究 05.環境共生分野とその研究 -------------------------------------------- ■ 建築学科の4分野 06.建築計画分野とその研究 07.建築構造分野とその研究 08.建築生産分野とその研究 09.建築設備分野とその研究 -------------------------------------------- ■ 建築デザイン学科の4分野 10.建築デザイン分野とその作品 11.インテリアデザイン分野とその作品 12.福祉住環境デザイン分野とその研究・作品 13.保存・再生デザイン分野とその研究・作品 -------------------------------------------- 14.学習内容の振り返り --------------------------------------------
(担当教員) ■ まちづくり学科 都市デザイン分野 星 卓志 教授 ランドスケープデザイン分野 下田 明宏 教授 安全・安心分野 村上 正浩 教授 環境共生分野 中島 裕輔 教授
■ 建築学科 建築計画分野 境野 健太郎 准教授 建築構造分野 山下 哲郎 教授 建築生産分野 田村 雅紀 教授 建築設備分野 富樫 英介 准教授
■ 建築デザイン学科 建築デザイン分野 木下 庸子 教授 インテリアデザイン分野 塩見 一郎 教授 福祉住環境デザイン分野 赤木 徹也 教授 保存・再生デザイン分野 大内田 史郎 准教授
担当 建築学科 境野健太郎
準備学習として、事前に配信される資料を授業までに読み込み、理解できる部分と理解できない部分を明らかにしておくこと。関連すると思われる書籍や記事などに目を通しておくことが望ましい。
- <成績評価方法>
- 講義の3分の2(10回)以上の出席をもって、成績評価の対象とする。成績は、提出物(レポート)により総合的に評価し、期末試験は実施しない。
レポート課題は、講義ごとに担当教員から出題されるので、受講生は各学科の講義(計4回)の中から1つを選んでレポートを提出する(合計3回)。欠席した回は、レポートを書けない場合があるので注意すること。
- <教科書>
- 講義ごとに担当教員の用意したレジュメを使用する。各講義の前に学園ポータルシステムを必ず確認し、レジュメがアップロードされている場合は、各自で出力し、事前に手元に用意しておくこと。講義前にレジュメがアップロードされていない場合は、担当教員が教室で直接配付する。
- <参考書>
- 指定参考書なし。
参考となる図書や文献については、講義ごとに適宜紹介する。
- <オフィスアワー>
- 原則、講義終了後をオフィスアワーとする。個別の講義・レポートに関しては直接担当教員に問い合わせること。
全般的な事項に関しては、建築学部幹事・境野のオフィスアワーに問い合わせること。 毎週木曜日13:00〜13:30、新宿キャンパス25階 A-2573号室 事前に sakaino☆cc.kogakuin.ac.jp まで連絡があった場合は、八王子キャンパスでの対応も可能(☆を@に直してください)。その際は、境野からの返信(日時等の調整の連絡)を必ず確認すること。
- <学生へのメッセージ>
- 建築は、様々な人間活動が行われる場所です。
建築を使うときはもちろん、つくるときにもたくさんの人の希望や考え方が反映され、ときにはぶつかりあうこともあります。 毎回、建築学部3学科の12分野から「建築」が語られますが、それぞれの視点や立場の違いと共通性、建築が形作られる仕組みや過程のなかでの関わり方の違いを、担当教員の実体験を通じて学ぶことができます。 1年後の学科(進路)選択だけでなく、卒業研究のテーマや職業選択にまで関わる重要な話が展開されますので、積極的な態度で臨んでください。
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