2019年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

建築デザイン手法(Theory of Architectural Design)[4E10]

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2単位
木下 庸子 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<授業のねらい>
建築の設計手法として実際の建築作品を事例として取り上げてその誕生のプロセスを紹介するなかで、建築の構想から完成までの過程を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
1年前後期および2年前後期の全設計科目を履修していること。

<具体的な到達目標>
建築の設計における進行過程の説明を通して、建築設計の複雑なプロセスを理解するとともに、自分の設計演習のプロジェクトに、その考え方を応用し、発展させる。

<授業計画及び準備学習>
1. 講義内容・スケジュール説明・課題説明
  課題:授業のテーマの一つを選択し、準備学習内容を掘り下げて調べ、考察とともにレポートとしてまとめ、
 PPTを用いて発表する。

2. サンプリングとアセンブリーでつくる景観建築 MS 他
準備学習:集会施設、ホール博物館について調べる。

3. 高齢者の集合住宅 SS、SH 他
準備学習:高齢者のための集合住宅の事例を収集する。

4. コンペへの参加:SS、TPO 他
準備学習:コンペ作品の表現方法を研究する。

5. アートと暮らす/自然と暮らす:KOHAN、TK、NY、ML、OS 他
準備学習:アート/自然のある住宅事例を収集する。

6. 地域に開かれた建築:Church Y 他
準備学習:地域と積極的に関わりのある事例を収集する。

7. 構造デザイン:吊構造/鉄板構造 TOC、NT、MS 他
準備学習:構造デザインに特徴のある事例を収集する。

8. 環境と建築:HIS、KZ、YCC 他
準備学習:環境を考えた建築事例を収集する。

9. 景観を考える仕掛け:ストリートファニチャー、鋼板塀、HO 他
  準備学習:身の廻りにあるストリートファニチャーを探しその効果・役割を考える。

10.多様化する家族の住まい:NT、SN、IS 、TN、TO 他
準備学習:好きな住宅の特徴・設計主旨を整理する。

11.都市の集合住宅:CODAN東雲 他
準備学習:都市の集合住宅事例を収集する。

12.建築の記憶・敷地の記憶:KYO、YH保育園、MP、IG 他
  準備学習:リノベーションプロジェクトの事例を収集する。

13.課題の発表:レポートを提出し、PPTを用いて発表する。
  準備学習:課題を完了し、PPTを作成する。

14.学習内容の振り返り

※内容は変更することがあります

【実務経験のある教員による授業科目】

自身が設計した実際の建築作品を元に、設計者として建築の構想から完成までのプロセスを解説する。

<成績評価方法>
課題(レポート)の提出とPPTによる発表は必須である。両方の点数を按分して最終評価とする。なお、成績はGPA方式による。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
建築書、雑誌全般で興味あるものを深く掘り下げる。

<オフィスアワー>
特に定めないが、前もって連絡をもらえれば随時対応する。場所は2614室。


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