2019年度工学院大学 建築学部建築学科
環境実験(Fundamental Experiment of Environmental Architecture)[3J01]
2単位 西川 豊宏 教授 [ 教員業績 JP EN ] 柳 宇 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 室内居住環境の測定、実験装置を使ったシステム実験を行い、測定方法、デ−タの分析、システムの性能評価法について学ぶ。
- <受講にあたっての前提条件>
- 建築環境・設備系授業(環境工学、空気調和設備、環境評価法など)で習得した知識が整理されていると良い。
- <具体的な到達目標>
- (1)室内居住環境の測定法を習得する。
(2)熱移動の原理を実験により理解する。 (3)圧縮式冷凍機と冷却塔の原理をデータ計測と分析により理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 ・オリエンテーション
第2回 ・室内環境実験-1(計測機器の使い方・計測技術) 第3回 ・室内環境実験-2(室内温熱・空気質環境のデータ計測) 第4回 ・室内環境実験-2(室内環境実験-1・2のデータ分析) 第5回 ・室内環境実験-3(室内空気質・換気量のデータ計測) 第6回 ・室内環境実験-3(室内空気質・換気量のデータ分析) 第7回 ・空調システム実験-1(班分け・実験装置の使い方・システム系統の実測) 第8回 ・空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ計測) 第9回 ・空調システム実験-2(空気調和機に関するデータ分析) 第10回・空調システム実験-3(冷凍機・冷却塔に関するデータ計測) 第11回・空調システム実験-3(冷凍機・冷却塔に関するデータ分析) 第12回・空調システムの総合評価 第13回・熱移動実験(熱移動の可視化と考察) 第14回・学習の振り返り
設備設計、研究開発の実務経験を有する教員により、室内空気環境および空調システム性能の測定方法とその評価方法を演習を通じ解説する。
- <成績評価方法>
- 平常の実験及び毎回のレポ−ト提出(期限内)により内容を評価し、60%以上の得点者に単位認定する。
- <教科書>
- 指定教科書なし
※設備実験室発行のプリントを使用する。
- <参考書>
- 建築環境工学実験用教材I、II(日本建築学会編)
最新建築環境工学(井上書院)
- <オフィスアワー>
- ■新宿校舎(A-2413)
火曜日(通年) 10:00-12:00 金曜日(前期) 10:00-12:00 金曜日(後期) 13:00-15:00
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