2019年度工学院大学 建築学部建築学科

3DCAD・BIM演習(Exercises in 3DCAD and BIM)[4B08]

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2単位
岩村 雅人 非常勤講師  
尾門 智志 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
世界では、BIM(Building Information Modeling)が急激に広まっており、日本でも近いうちに業界標準になるだろう。
BIMを用いて設計を行ない、BIMを用いて施工を行ない、BIMを用いて維持管理を行う時代がそこまで来ている。
本授業では、世界で最もシェアのあるBIMソフト“Revit”を用いて、毎回、具体的にBIMモデルを作りながら、BIMの特徴である「形状」と「情報」の活用を学ぶ。
建築BIM,だけでなく、設備BIM、BIM積算連携、工程計画活用まで、実務の場で使われている様子を紹介する。
BIMソフトの操作方法と、建築実務における「実践力」を同時に身に付けることを目的としたい。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
1.建築の「実践力」を身に付ける。
2.BIMソフトの操作方法を習得する。

<授業計画及び準備学習>
1.オリエンテーション
2.ファミリ作成を通して、プロジェクト(現場)とファミリ(工場)の関係を理解する
3. RC造のモデル作成の作成を通して、RC構造を理解する
4. S造のモデル作成の作成を通して、S構造を理解する
5.屋上防水のポイントを理解する
6.乾式外壁(押出成形セメント板、ALC板、PC板)の納まりを理解する
7.鉄骨階段の納まりを理解する
8.間仕切り壁の種類を理解する WCモデルの作成を通して、寸法を理解する
9.仕上材(床・幅木・壁・天井)と建具を理解する
実務における、仕上表・建具表・展開図の作図を理解する
10.設備計画
11.全10回の講義の復習として、小規模オフィスビルのモデルを作成する
12.数量、コスト(躯体数量)
13.工程計画(VICOを使ってみる)

<成績評価方法>
出席点、授業内での課題を総合評価の上、採点する。

<教科書>
指定教科書なし。

<参考書>
・はじめてのAutodesk Revit&Revit LT 2017対応 実践! BIM入門ガイド
/小林 美砂子 (著), 中川 まゆ (著), 内田 公平 (著)
・模写しながら10日で学べる、Revitファミリ:基礎と建築ファミリ編/李鎮千 (著)

<オフィスアワー>
同室にて授業終了後30分以内


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