2019年度工学院大学 建築学部建築学科
3DCAD・BIM演習(Exercises in 3DCAD and BIM)[4B08]
2単位 岩村 雅人 非常勤講師 尾門 智志 非常勤講師
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ◎ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 世界では、BIM(Building Information Modeling)が急激に広まっており、日本でも近いうちに業界標準になるだろう。
BIMを用いて設計を行ない、BIMを用いて施工を行ない、BIMを用いて維持管理を行う時代がそこまで来ている。 本授業では、世界で最もシェアのあるBIMソフト“Revit”を用いて、毎回、具体的にBIMモデルを作りながら、BIMの特徴である「形状」と「情報」の活用を学ぶ。 建築BIM,だけでなく、設備BIM、BIM積算連携、工程計画活用まで、実務の場で使われている様子を紹介する。 BIMソフトの操作方法と、建築実務における「実践力」を同時に身に付けることを目的としたい。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。
- <具体的な到達目標>
- 1.建築の「実践力」を身に付ける。
2.BIMソフトの操作方法を習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.オリエンテーション
2.ファミリ作成を通して、プロジェクト(現場)とファミリ(工場)の関係を理解する 3. RC造のモデル作成の作成を通して、RC構造を理解する 4. S造のモデル作成の作成を通して、S構造を理解する 5.屋上防水のポイントを理解する 6.乾式外壁(押出成形セメント板、ALC板、PC板)の納まりを理解する 7.鉄骨階段の納まりを理解する 8.間仕切り壁の種類を理解する WCモデルの作成を通して、寸法を理解する 9.仕上材(床・幅木・壁・天井)と建具を理解する 実務における、仕上表・建具表・展開図の作図を理解する 10.設備計画 11.全10回の講義の復習として、小規模オフィスビルのモデルを作成する 12.数量、コスト(躯体数量) 13.工程計画(VICOを使ってみる)
- <成績評価方法>
- 出席点、授業内での課題を総合評価の上、採点する。
- <教科書>
- 指定教科書なし。
- <参考書>
- ・はじめてのAutodesk Revit&Revit LT 2017対応 実践! BIM入門ガイド
/小林 美砂子 (著), 中川 まゆ (著), 内田 公平 (著) ・模写しながら10日で学べる、Revitファミリ:基礎と建築ファミリ編/李鎮千 (著)
- <オフィスアワー>
- 同室にて授業終了後30分以内
ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2019 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|