2019年度工学院大学 第1部電気システム工学科

社会学B(Sociology B)[2B02]

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2単位
勝田 由美 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
労働にかかわる法・制度・慣行を学び、現代日本の労働問題を考察する。
社会人として、自分の権利を守るための見識を獲得する。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
 1 労働法上の基本的権利とその実際的な解釈・運用について知識をもつ
 2 日本の雇用制度の特徴とその変化について知る
 3 非正規雇用や外国人労働者に対する法規定や問題点を知る

<授業計画及び準備学習>
第1回 現代日本の労働問題
 準備学習: ニュースで最近話題になった労働問題を調べてくる
 
第2回 「日本型雇用」の成立
  準備学習: 「日本型雇用」で検索をかけてくる
  
第3回 「日本型雇用」と賃金
  準備学習: 「年功賃金」「職務給」で検索をかけてくる
  
第4回 「成果主義」の功罪
  準備学習: 「成果主義」で検索をかけてくる

第5回  時間外労働の法制史
  準備学習: 日本にはなぜ時間外労働が多いのか、理由をできるだけ多く考えてみる

第6回  長時間労働のメカニズム
  準備学習: 前回授業のプリントやノートをきちんと読んで復習しておく

第7回  非正規雇用の現状と法的位置づけ
  準備学習: 「パート」「アルバイト」で検索をかけ、定義について調べておく

第8回  EUの「均等待遇」原則
  準備学習: 「同一労働同一賃金」とはどういうことか、検索をかけて調べておく

第9回  パート労働法の問題点
  準備学習: 前回のプリントやノートをきちんと読んで復習しておく

第10回  派遣労働の歴史
  準備学習: 労働基準法第6条の条文を調べておく  

第11回  労働者派遣法の変遷
  準備学習: 1999年(平成11年)の派遣法改正について調べておく

第12回 「外国人」労働者について
  準備学習: 日本にいる「外国人」はどんな国の人が多いか、
    調べておく

第13回 外国人「労働者」について
  準備学習: 日本で働く外国人がどんな仕事をしているかを調べておく

第14回 授業内容の振り返り
  準備学習: これまでのノートやプリントを読み返しておく

<成績評価方法>
学期末の筆記試験の評価(100%)により単位を認める。授業中に課す小レポートの提出を試験受験の条件とする。

<教科書>
特になし

<参考書>
特になし

<オフィスアワー>
火曜日 12時45分〜13時30分 27階国際キャリア科研究室(2713)

<学生へのメッセージ>
社会で流されずに生きていくためには、常に世の中に目をむけることが大切です。ふだんから新聞を読む習慣をつけましょう。


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