2019年度工学院大学 工学部電気電子工学科

電気電子基礎実習(PBL)(Dennkidennshikisojissyuu(PBL))[6103]

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2単位
斎藤 秀俊 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
芹澤 照生 非常勤講師  [ 教員業績  JP  EN ]
市川 紀充 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
横倉 邦夫 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
この科目では、自ら積極的に実験することを通して、与えられた課題を解決する能力を養います。実験では、電気の流れや磁気によって生じる様々な現象を発生させ、目に見えない身近な物理現象である「電気」を体感します。また、色々な電気製品に触れ、自ら作ったり分解したりすることにより、その内部構造を調べることができます。
 この科目を通して、電気の発生・輸送・消費、電気製品と電気の流れや働きといった一連の電気現象を体験し、これから始まる電気電子工学科の科目に対する興味を高めます。

<受講にあたっての前提条件>
本学の学生支援課が発刊している冊子「安全の手引き」を良く読むこと。

<具体的な到達目標>
実験のやり方と報告書の書き方を身につける。

<授業計画及び準備学習>
下記のテーマについて、実習を行います。
必ず事前にテキストを読んでから実習に臨んでください。
ただし、テーマについては変更される可能性がありますので、ガイダンス時に決定したテーマを紹介します。
1.ガイダンスとみの虫クリップ付ケーブルの製作と報告書の書き方
2.電流と磁石の働きとモータの原理
3.パソコンの分解と組立て
4.電気エネルギーの変換と電力
5.オシロスコープの使い方
6.光通信
7.テスターの製作
8.テスターの動作確認
9.ゲルマニウムラジオの製作
10.ゲルマニウムラジオの動作確認
11.太陽電池・燃料電池模型自動車の組み立て
12.太陽電池・燃料電池模型自動車の測定
13.博物館の見学
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
この授業の評価は、全てのテーマについて実験し提出されたレポートによって行います。従って、全レポートを期限内に提出することが単位取得の最低条件です。到達目標に照らして、A+〜Fの6段階のGradeで評価し、D以上の者に単位を認めます。

<教科書>
電気電子基礎実習(PBL)テキスト

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
金曜日11時から12時(新宿校舎2274号室)、他に電子メールでの連絡は随時受け付けています。電子メールアドレスについては、ガイダンス時にお知らせします。

<学生へのメッセージ>
この科目は電気電子工学科の入口であり、実験の楽しさと電気の役割を理解してもらうことを第一に考えています。まず、手を動かし現象を体感することからはじめましょう。


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