2019年度工学院大学 工学部電気電子工学科

Writing in English Basic I[2203]

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1単位
小田 勝己 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
本科目では、英語の基礎的なライティング技能を習得する。想定されるコンテクスト(場面)としては、学会発表の応募のためのアブストラクト執筆や論文執筆などのアカデミックな場面が主であるが、必要に応じて、プロジェクトの企画書作成などのビジネスコミュニケーションの場面も扱っていく。

<受講にあたっての前提条件>
高校で学習した内容が修得できていること。指定された課題をこなせる英語力があること。

<具体的な到達目標>
自分が興味を持っている一般的な話題について、400 words程度の小論文が書けること。具体的には英語の「段落の基本的な構成」「小論文の基本的な構成」を理解し、「意見」「問題提起と解決提案」「原因と結果」などを述べる文が書けるようになること。また、ビジネスコミュニケーションの場面についても、上記内容と同じくらいの難易度の課題を行う。

<授業計画及び準備学習>
第1回 授業の進め方、教材、評価方法などについてのオリエンテーション。理工系学部学生のためのプロフェッショナルポートフォリオを概説した英文論文Constructing Professional Portfolios: Sense-Making and Professional Identity Development for Engineering Undergraduates(The Journal of Engineering Education, October, 2011)の読解と簡単な演習。理系学部学生として関心のおるアイテムを選び、それを選んだ理由を発表し、英文エッセーを執筆し提出する。エッセーは次回に添削のうえ返却される。毎回これを繰り返す。
第2回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は、『本質的な問いと知識構築』(コピーを配布)10ページ、The essential featuresで始まる文をもとに、関係代名詞thatの使い方を練習する。
(準備学習:英文を読んでおく。)
第3回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は前掲書12ページThe link between で始まる文をもとに接続詞の使い方を練習する。
(準備学習:英文を読んでおく。)
第4回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は前掲書13ページ、Each lightで始まる文をもとに接続詞の使い方を練習する。(続)
(準備学習:英文を読んでおく。)
第5回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は前掲書27ページ、An incremental viewで始まる文をもとに代名詞those などの使い方を練習する。
(準備学習:英文を読んでおく。)
第6回 関心の向くアイテムの説明とそれ御選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は前掲書34ページAll the natural world で始まる文で現在分詞の使い方を練習する。
(準備学習:英文を読んでおく。)
第7回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は、小田勝己編著、オリジナル教材(非売品、コピーを配布)「関係代名詞」(1)を使う。
(準備学習:コピー配布される次回教材を読んでおく。)
第8回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は、オリジナル教材「関係代名詞」(2)を使う。
(準備学習:コピー配布される次回教材を読んでおく。)
第9回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は、オリジナル教材「関係代名詞」(3)を使う。
(準備学習:コピー配布される次回教材を読んでおく。)
第10回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業後半は、オリジナル教材「関係代名詞」(4)を使う。
(準備学習:コピー配布される次回教材を読んでおく。)
第11回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。英文エッセーの執筆。授業の後半は、オリジナル教材「関係代名詞」(5)を使う。
(準備学習:コピー配布される次回教材を読んでおく。)
第12回 関心の向くアイテムの説明とそれを選んだ理由の発表。授業後半は、オリジナル教材「関係代名詞」(6)を使う。
(準備学習:コピー配布される次回教材を読んでおく。)
試験期間中に筆記試験を行う。
第14回 授業の振り返り

<成績評価方法>
レポート(50点満点)と筆記試験(50点満点)の合計が60点以上を合格とします。

<教科書>
指定教科書なし。ただし、小田勝己著『本質的な問いと知識構築』(絶版)の該当分の英文はコピー配布する。

<参考書>
小田勝己著『本質的な問いと知識構築』(アカデメイア・プレス)

<オフィスアワー>
月曜日1時から5時まで。
火曜日8時30分から9時まで。

<学生へのメッセージ>
欧米やアジアの大学の理系学部学生のための作文「プロフェッショナルポートフォリオ」の手法を応用した英作文の授業です。


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