2019年度工学院大学 第1部機械システム工学科

化学B(Chemistry B)[2D02]

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1単位
渡辺  東 非常勤講師  
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
基礎的な工学に必要な化学に関わる基礎事項について、化学Aの理解を深めてさらに発展させる
問題解決により、化学の基礎学力の習得度を確認、深堀する

<受講にあたっての前提条件>
「化学A」履修程度の化学知識を前提とする
支障がある場合は、学習支援センターの個別指導を最大限利用することを薦める

<具体的な到達目標>
1)反応熱の概念を理解し、反応熱の計算ができる
2)気体・液体・固体・溶体のそれぞれの特徴を理解できる
3)酸・塩基及びとそれらの反応について理解できる
4)化学反応速度・化学平衡の概念を理解できる
5)有機化学(炭化水素、有機化合物の分類)について理解できる

<授業計画及び準備学習>
1:「ガイダンス」及び「反応熱」
   準備学習:教科書第10章を読んでおくこと
2:「気体」
   準備学習:教科書第11章を読んでおくこと
3:「液体・固体・溶体」
   準備学習:教科書第12章、第13章、第14章を読んでおくこと
4:「酸・塩基」
   準備学習:教科書第15章を読んでおくこと
5:「化学反応速度論及び化学平衡」
   準備学習:教科書第16章を読んでおくこと
6:「有機化学第T部炭化水素」及び「有機化学第U部有機化合物の分類」
   準備学習:教科書第18章及び第19章を読んでおくこと
7:「学習内容の振り返り」
   準備学習:授業中の演習問題や課題レポートで解けなかった問題の解き方を考えてみる

<成績評価方法>
授業にきちんと出席することが前提
課題レポート(3回)の提出を求めると共に、試験期間に授業内容すべてを範囲とする定期試験を実施する
課題レポート(3回合計)30%と定期試験70%で総合評価し、Grade D以上の者に単位を与える

<教科書>
「化学 基本の考え方を中心に」
A.Sherman他著、石倉洋子・石倉久之訳(東京化学同人)

<参考書>
A:「大学生の化学 Introduction」佐藤光史監修 河野博之,永井裕己 共著 培風館 ISBN978-4-563-04611-8
B:「大学と高校を結ぶ 化学基礎演習」佐藤光史監修 佐々一治,松山春男,永井裕己,徳永 健,高見知秀,望月千尋 共著 培風館 ISBN978-4-563-04628-6

<オフィスアワー>
火曜日3時限と5時限の授業の間、
八王子キャンパス1号館(総合教育棟)1階1N-125講師室

<学生へのメッセージ>
化学の基礎を理解する面白さを講義だけでなく、問題解決で覚えてもらいたいと思います
高校で化学を履修してこなかった人は、学習支援センターを活用してください

<備 考>
電卓持参のこと


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