2019年度工学院大学 第1部機械システム工学科

メカトロニクス基礎演習(Fundamental Exercises in Machatronics)[5209]

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1単位
羽田 靖史 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
見崎 大悟 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2019/11/12

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
メカトロニクス基礎演習では,これから機械システム工学科で学ぶ,機械を「うごかす」ことに関する基礎を学ぶことを目標とする.メカトロニクスは機械をうごかすために欠かせない技術の一つであり,メカニズム,アクチュエータ,電源,センサ,コンピュータの5要素から構成される.機械システム工学科の専門科目では,これらの各要素について専門的に学ぶことになっているが,まずは,学生は本演習でメカトロニクスの基本要素に触れることにより,講義受講時に具体的に学習対象をイメージしながら身につける.

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
学生は、ロボットに代表されるメカトロニクスの、ハードウェアとソフトウェアの設計に接し、その困難さと楽しさを知ることが出来る。

<授業計画及び準備学習>
講義は2グループに分け実施する.

第1週 メカトロニクスの基礎(合同)

ロボットの製作を通じて機械のメカニズムおよびアクチュエータについて学ぶ
第2週 ロボットデザイン演習(1)チームビルディング課題
第3週 ロボットデザイン演習(2)ロボットのデザイン基礎
第4週 ロボットデザイン演習(3)スケッチの基礎演習
第5週 ロボットデザイン演習(4)3D-CADの基礎演習
第6週 ロボットデザイン演習(5)3D-CADによるロボットのデザイン
第7週 ロボットデザイン演習(6)最終課題

ソフトウェア演習を通じてマイクロコンピュータおよびセンサの基礎を学ぶ
第8週 ロボットソフトウェア演習(1)コンピュータの基礎
第9週 ロボットソフトウェア演習(2)C言語の文法
第10週 ロボットソフトウェア演習(3)C言語の利用
第11週 ロボットソフトウェア演習(4)センサとアクチュエータ利用
第12週 ロボットソフトウェア演習(5)プログラム作成
第13週 ロボットソフトウェア演習(6)レポート作成

第14週 授業内容の振り返り

<成績評価方法>
授業中に行うレポ−トを70%程度と、全体発表会の発表を30%程度とする.合格基準は,前者と後者の合計の60%以上である。全講義日数の3分の1以上欠席した場合は受講放棄と見なし一切の成績評価をしない。

<教科書>
必要に応じて配布します.

<参考書>
必要に応じて配布します.

<オフィスアワー>
八王子、金曜日、12時50分〜14時、八王子講師室にて対応する。
その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。
メールアドレスは had@cc.kogakuin.**.** 及び misaki@cc.kogakuin.**.**である。

<学生へのメッセージ>
1、2年生の基礎科目は、以降の専門科目の礎になっています。実際にシステムを構築してみることで、自らの不足と、応用分野の楽しさを知り、基礎科目に対する学習意欲を増していただければと思います。


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