2018年度工学院大学 先進工学部機械理工学科

コンピュータ解析(Computational Analysis)[5A25]

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2単位
中島 幸雄 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
桂 晃洋 特別専任教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
企業の設計・研究で最もよく用いられているCAEツールである有限要素法(FEM)、Matlabの活用法を学ぶ。これらのツールを用いて簡単な例題を解析できるようになることが目標である。

<受講にあたっての前提条件>
授業を理解するためには、工業力学I、U程度の内容を身につけておくことが望ましい。本科目を修得することで、創造工学セミナーで用いるツールの使用法を習得できたことになる。

<具体的な到達目標>
1)有限要素法(FEM)の考え方を理解している。
2)例題、簡単な応用問題をFEM、Matlabを用いてモデル化し、解くことができる。

<授業計画及び準備学習>
第1週:FEMの理論と例題演習
準備学習 配布資料の1から3節を予習する。

第2週:はりの曲げの理論と例題演習(1)
準備学習 配布資料の4節を予習する。

第3週:はりの曲げの理論と例題演習(2)
準備学習 配布資料の4節を予習する。

第4週:Matlabプログラミングの基礎と応用事例
準備学習 配布資料「Matlab演習」の第1章を予習する。

第5週:Matlabプログラミング演習
準備学習 配布資料「Matlab演習」の第2章を予習する。

第6週:Matlab/Simulinkとモデルベース設計
準備学習 配布資料「Matlab演習」の第3章を予習する。

第7週:−学習の振り返りとレポートまとめ

<成績評価方法>
レポート:70%
演習、宿題(Exercise、 homework):30%
上記合計がグレードD以上の者に単位を認める
全講義日数の3分の1以上(3回以上)欠席した場合は受講放棄と見なし一切の成績評価をしない
宿題は次回の授業の開始前に提出すること、遅延の提出は減点する

<教科書>
プリントを配布する

<参考書>
泉聡志、酒井信介著、実践有限要素法シミュレーション、森北出版、2010
上坂吉則著、MATLABプログラミング入門[改訂版]、牧野書店、2011

<オフィスアワー>
木曜日:16:00以降(04−802)

<学生へのメッセージ>
あるツールの使い方に精通していると、他のツールも比較的容易に使いこなすことができます。ここで学習したことを、創造工学セミナーで実際の問題へ応用してほしい。


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