2018年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
○電磁気学I(Electromagnetism I)[6A15]
2単位 本田 徹 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 電磁気学は応用物理学の要となる科目である。電磁気学Iでは、主要な電磁気現象の内容と基礎となる法則についてイメージの把握と数式による表現ができるようになることが目標である。
- <受講にあたっての前提条件>
- ベクトル、微分・積分、物理学Iの内容を理解しておくこと。電磁気学演習Iとセットで受講することが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 電気力について理解し、ベクトルを用いた計算ができる。また、電界強度、電位の概念について理解し、計算することができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 授業計画
第1回:電気力とクーロンの法則 第2回:電界ベクトル,近接作用論と遠隔作用論 第3回:電界に関するガウスの法則,電界と電気力線の関係 第4回:ガウスの法則の導出、電界と電気力線の関係 第5回:電位,電位差,線積分 第6回:電位の匂配と電界,偏導関数,全微分公式,スカラーの勾配 第7回:誘電体中の電界と電束密度,分極 第8回:帯電物体の電界と電位,体積積分,連続分布電荷,帯電導体球の電界と電位 第9回:静電容量と蓄えられるエネルギー,電極間に働く力,容量係数と電位係数 第10回:ベクトルの発散と静電界分布,発散定理,ガウスの法則(微分形),ポアソン方程式 第11回:電気映像法の基本定理,境界のある導体の電荷分布,平行導線間の静電容量 第12回:電流,電荷保存の法則,オームの法則 第13回:学習成果の確認 第14回:講評 定期試験を実施する
- <成績評価方法>
- 各回に行う小テスト(50%)と定期試験(50%)により評価する。
- <教科書>
- 「電磁気学サブノート」長嶋・伊藤(サイエンス社)
- <参考書>
- 「電磁気学」末松安晴(共立出版)
- <オフィスアワー>
- 水曜日15時30分から16時00分まで、八王子5号館806号室。
e-mail: ct11761@ns.kogakuin.ac.jpでアポイントを取ると確実です。
- <学生へのメッセージ>
- 電気磁気学は重要な基礎科目であるので予習・復習を確実に実行してください。その週の内容はその週のうちに理解することを心がけてください。
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