2018年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
プログラミング論II(Programming Techniques and Algorithms II)[5G23]
2単位 小坂 敏文 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- プログラミング論Iと同演習Iで習得した知識を基にデータのハンドリング,各種データ構造とアルゴリズムを用いたプログラムの例を学び、より複雑で多種多様の問題をコンピュータで解くためのプログラミング技術を習得し問題解決能力を高める。
さらには,一般的に課題解決にあたって,課題を小課題に分割し,個々の小課題に必要な解決方法を開発,収集してそれらを組み合わせて解決する手法を修得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- プログラミング論T及び同演習Tを履修し合格しておくことが望ましい.さらに、プログラミング論IIと同演習IIは一体の科目であるから両科目を受講することを推奨する.
- <具体的な到達目標>
- C言語で書かれたプログラムの動作を正しく読み取ることができる.基礎的なアルゴリズムとデータ構造を理解できる.C言語を用いた基礎的なプログラムを作成することができる.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.プログラミング基本事項の確認
2.ファイル入出力 3.配列とポインタ,動的メモリ確保 4.関数とポインタ 5.構造体と共用体 6.プリプロセッサと標準ライブラリ関数 7.再帰(1)始めの一歩 8.再帰(2)バックトラック 9.リスト構造 10.キュー 11.スタック 12.ソート 13.木構造と探索 14.学習成果の確認
ただし,事前知識の習得状況並びに学習の進捗状況により授業計画を修正する場合がある.その場合には講義などを通して別途通知する.また,講義中に理解度の確認あるいは理解を深めるための小テストを行う場合がある.講義に必要な準備学習については,教科書の指定された箇所や指定した資料を読むなどの準備をする.講義を受けた後は課題を通して復習し、解らない箇所があればそのままにせず教員に尋ねる.
- <成績評価方法>
- 提出課題および定期試験で評価を行う.(採点重み 試験70% 課題30%)
ただし、出席数が全講義数の3分の2以上の者のみが評価対象となる.なお、遅刻に関しては遅刻2回を1回の欠席とみなす.
- <教科書>
- 特に指定しないが,Webテキスト使用予定
- <参考書>
- C言語の参考書およびWeb上の参考サイトは多くあるので、自分に合ったものを利用することを勧めます.
例えば:『C言語改訂版2 はじめて学ぶCの仕組み (CD-ROM付) (プログラミング学習シリーズ) @A』倉 薫,翔泳社
- <オフィスアワー>
- 電子メールで連絡ください.連絡用のメールアドレスは第1回目の講義の時に通知する.簡単な質問は,講義後に教室で受け付ける.
- <学生へのメッセージ>
- 自分の修得スキルとしてエントリシートなどに堂々と申告できるように,プログラミングを勉強しよう.最初は参考プログラムの動作を予測し,実際に動かして,予測した通りの動作になっていることを確かめよう.課題を解くことでプログラミングスキルがアップします.
- <参考ホームページアドレス>
- http://coskx.webcrow.jp/mrr/
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