2018年度工学院大学 先進工学部応用物理学科
現代物理学(Modern Physics)[2D25]
1単位 進藤 哲央 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 宇宙や素粒子などをはじめとする現代物理の様々なテーマを本格的に学ぶためには,力学,電磁気学,熱統計力学,量子力学などの基礎的な法則の理解が欠かせない。この授業では,これらの物理学の基礎的な諸分野を概観したのち,各論として電磁場の概念と性質および特殊相対性理論を理解し,簡単な応用と計算ができるようになることを目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校物理全般および「物理学1,2」の内容を理解していること。
- <具体的な到達目標>
- 本授業の到達目標は次の3点である。
- 物理学の基礎分野である,力学,電磁気学,熱統計力学,量子力学の概要や特質を簡潔に説明できる。
- 電磁場の概念や性質を説明できる。
- 特殊相対論的効果を含むような基本的な計算ができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 初回授業の準備学習については,高校物理全般および「物理学1,2」の内容を復習しておくこと。
2回目以降の授業に関しては、その都度指定する。
- 物理学の基礎4分野の概要
- 電磁気学入門
- 電磁場の基本法則
- 電磁場の性質
- ローレンツ不変性
- 特殊相対性理論
- 振り返り
- <成績評価方法>
- 期末試験の成績をもとに理解度を評価する。Grade D以上を合格とする。
- <教科書>
- 授業中に資料を適宜配布する。
- <参考書>
- 川村嘉春『基礎物理から理解するゲージ理論』サイエンス社
- 砂川重信『電磁気学』岩波書店
- ランダウ,リフシッツ『場の古典論』東京図書
- 糸山浩司『波動と場の物理学入門』
- <オフィスアワー>
- 1,2期:火曜日5限,3,4期:火曜日4限
場所:八王子キャンパス 1S-323 メールなどによる質問・相談にも随時対応する。
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