2018年度工学院大学 先進工学部環境化学科
分離工学及び粉粒体工学演習(Practice of Separation Processes and Powder Technology)[3L13]
1単位 並木 則和 教授 [ 教員業績 JP EN ] 中尾 真一 特任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ◎ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 並行して開講される「分離工学」と「粉粒体工学」の講義に歩調を合わせ,講義内容の理解を容易にするため,基礎的な事項についての計算方法を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「分離工学」と「粉粒体工学」を同時に履修していること。
- <具体的な到達目標>
- 「分離工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。
「粉粒体工学」で必要とされる基礎的な計算演習問題が自力で解けること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. (S) 物質収支と物質移動の基礎
準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 2. (P) 粉粒体の統計学 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 3. (S) 溶解平衡と二重境膜モデル 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 4. (P) 液中微粒子の分離装置(沈降濃縮装置) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 5. (S) 吸収塔の高さ 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 6. (P) 液中微粒子の分離装置(ケーク沪過・浮上分離) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 7. (P)中間総合演習 準備学習:2、4、6回目の演習内容を復習しておくこと。 8. (P)粉粒体層の特性(圧縮試験、円筒容器内の粉粒体層の静圧分布) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと。 9. (S) 気液平衡 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 10. (P) 粉粒体層の特性(ホッパーでの粉粒体の静圧分布と流動) 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと 11. (S) 単蒸留 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 12. (P) 粒子の付着力,粉粒体の造粒 準備学習:該当する粉粒体工学の講義内容を復習しておくこと 13. (S) 多段連続蒸留 準備学習:該当する分離工学の講義内容を復習しておくこと。 14. (S)&(P) 授業のふりかえり 準備:今まで行った演習の内容を再度復習しておくこと。
- <成績評価方法>
- 「分離工学」と「粉粒体工学」各6回行なう演習のうち、それぞれ4回以上の出席が修得の必要条件。演習レポート(50%)および定期試験(50%)の配点割合で、6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
試験期間中に定期試験を実施する。
- <教科書>
- 指定教科書無し。
「分離工学」と「粉粒体工学」の講義資料。
- <参考書>
- 指定参考書無し。
- <オフィスアワー>
- 水曜日 17:30〜18:30
分離工学の部分 新宿校舎 A1973室 maku@cc.kogakuin.ac.jp 粉粒体工学の部分 新宿校舎 A1975室 nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 選択科目であるが、講義の「分離工学」と「粉粒体工学」に合格するための必須科目と考えて受講することが望ましい。毎回関数電卓を持参すること。
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