2018年度工学院大学 先進工学部応用化学科
創薬化学(Medicinal Chemistry)[5B16]
2単位 松野 研司 教授
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 医薬品創製の主役の一つである創薬化学の基礎知識を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 2年生までの有機化学と生物化学関連の知識が必要となりますので、これらを充分に理解した上で授業に臨んでください。
- <具体的な到達目標>
- ● 創薬研究の流れについて説明できる。
● 医薬品に求められる基本的特性について説明できる。 ● 医薬品構造と薬理活性を関連させて説明できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.創薬研究の流れ
2.創薬における標的分子とリード化合物創出の方法論 3.医薬品と標的分子の相互作用 4.医薬品に求められるADMETの特性@ 5.医薬品に求められるADMETの特性A 6.医薬品の構造 7.創薬化学における構造生物学 8.プロセス化学 9.創薬化学の実例1(高血圧治療薬) 10.創薬化学の実例2(高脂血症治療薬) 11.創薬化学の実例3(抗がん剤) 12.創薬化学の実例4(糖尿病治療薬) 13.学習成果の確認(試験) 14.学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 試験期間中に授業内容すべてを範囲とした期末試験を実施し、A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 有機医薬分子論(周東智、京都廣川書店)
必要に応じてレジメもオンライン上で配布する。
- <参考書>
- 創薬化学(長野哲雄・夏苅英昭・原博、東京化学同人)
化学構造と薬理作用(柴武ウ勝ら、廣川書店) 創薬科学・医薬化学(橘高敦史、化学同人)
- <オフィスアワー>
- いつでもどうぞ(ただし、在室していても対応できない時もあるため、事前に電話またはe-mailで都合を確認することが望ましい)。
八王子校舎17-356号室
- <学生へのメッセージ>
- 製薬産業界に従事していた教員による『本物の』創薬化学に関する講義です。
医薬品関連の仕事に携わりたい人には必聴です。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwa1068/
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