2018年度工学院大学 先進工学部生命化学科
微生物実験(Experiments in Applied Microbiology)[0342]
1単位 杉山 健二郎 講師 [ 教員業績 JP EN ] 坂口 政吉 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 食品衛生管理者および食品衛生監視員として必要な,微生物に関する基礎的技術を修得する。
食品の安全性評価に不可欠な微生物の正しい取り扱い方法,および微生物検査の基礎的手法を修得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 生物を扱う実験のため,
生物に関する講義,実験を受講していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 1) 微生物培養の基礎的技術を修得する
2) 微生物検査の基礎的技術を修得する 3) 微生物の特徴を理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 1.基本操作 -微生物の取り扱いの基礎-
殺菌,消毒,滅菌,および無菌操作を修得し,培地を調製する 2.一般生菌試験-菌の同定- 基準菌を用いて、菌の同定法を修得する 3.一般生菌試験-同定検査および菌の植菌- 未知菌体を試料として同定検査を実施し,ヨーグルト菌の植菌操作を実施する 4.一般生菌試験-生菌試験- 食品中および環境中の菌を調査する 5.一般生菌試験-菌数測定および菌の同定- 植菌したヨーグルト菌の菌数測定および同定検査を実施する 6.一般生菌試験-生菌試験の検証- 食品中および環境中の生菌検査を実施する 7.まとめ、学習内容の振り返り(授業内試験)
準備学習として,実習する事柄について調べておくことが大事である。 また,同じ検定法を数階繰り返し実施するため,実施した内容を復習し,理解を深めてほしい。
- <成績評価方法>
- 実習態度(10%)、報告書(10%)、試験(80%)により総合的に評価する。A+〜Fの6段階評価でD以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし。プリントを用意する。
- <参考書>
- 指定参考書なし
食品衛生学,公衆衛生学,微生物学に関する書物を参考にしてほしい。
- <オフィスアワー>
- 月曜日-金曜日10:00〜17:00 八王子校舎17号館206号室
簡単な質問は授業後の教室でも受け付ける。
- <学生へのメッセージ>
- 疑問点があれば積極的に質問してください。
ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|