2018年度工学院大学 先進工学部生命化学科

物理化学演習II(Practice of Physical Chemistry II)[0213]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
赤松 憲樹 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
奥村 和 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
飯田  肇 講師  [ 教員業績  JP  EN ]
橋本 英樹 助教  
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
第1クォーターに開講される「物理化学II」の授業内容に関する演習問題を解くことで,より理解を深めることを目的とする.

<受講にあたっての前提条件>
物理化学I,物理化学IIを履修していること.

<具体的な到達目標>
<全学科共通>
・化学反応の反応速度を記述することができ,議論できる
・化学反応における平衡状態を熱力学的に記述し,平衡組成を議論できる
<生命化学科・環境化学科・応用物理学科・機械理工学科>
・相の安定性や相転移を熱力学的に記述し,議論できる
・溶液の束一的性質を理解し,蒸気圧降下,沸点上昇,凝固点降下,浸透圧を議論できる

<授業計画及び準備学習>
【ハイブリッド留学プログラム参加 9週目】
1.反応速度
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
2.積分型速度式(0次反応,1次反応,2次反応)
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
3.反応速度と温度,速度式の解釈
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
4.ギブズエネルギーと平衡組成
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
5.平衡定数
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
6.外部条件に対する平衡の変化
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
7.中間テスト
準備学習:第1回目から第6回目の内容を復習しておくこと

【帰国後】生命化学科・環境化学科・応用物理学科・機械理工学科は赤松が,応用化学科は奥村・飯田・橋本が担当する
<生命化学科・環境化学科・応用物理学科・機械理工学科:赤松>
8.純物質の相図
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
9.化学ポテンシャル,クラジウス・クラペイロンの式
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
10.部分モル量
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
11.ラウールの法則,ヘンリーの法則
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
12.束一的性質(沸点上昇,凝固点降下,浸透圧)
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
13.実在溶液と活量、活量係数
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
14.最終テスト
準備学習:第8回目から第13回目の内容を復習しておくこと

<応用化学科:奥村・飯田・橋本>
8.初速度法
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
9.素過程
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
10.定常状態の近似
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
11.連鎖反応
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
12.酵素反応
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
13.総復習
準備学習:物理化学IIの授業内容を復習しておくこと
14.最終テスト

<成績評価方法>
ハイブリッド留学期間に実施する中間テスト(50%)と帰国後に実施する最終テスト(50%)で評価する.到達目標に照らして,6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し,D以上の者を合格とする.ただし演習授業に毎回出席しない場合はF評価となる. 

<教科書>
プリントを配布する(ハイブリッド留学期間中はpdfファイルで配布することもある)

<参考書>
アトキンス 物理化学(上)(下)第8版または第10版
関数電卓を毎回持参すること(ハイブリッド留学期間中も).
物理化学IIの授業で使用したノートやプリントなどもあると良い.

<オフィスアワー>
赤松:火曜日 17時30分〜18時30分 (7号館104号室)
奥村:木曜日 13時00分〜16時00分 (12号館1208号室)
メールアドレス:akamatsu(at)cc.kogakuin.ac.jp (atはアットマーク)・・・ハイブリッド留学期間中

<学生へのメッセージ>
物理化学IIで学ぶ内容をより深く理解できるよう,標準的で重要な問題を用意します.分かったフリをせず,納得するまで自分の頭で考えましょう.


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved.