2018年度工学院大学 情報学部

科学レポートの書き方(Technical Writing for Science)[0234]

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2単位
真鍋 義文 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
近藤 公久 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/14

<授業のねらい>
レポートや論文等の学術的文書作成にあたっての基本的な作法を身につける。講義と実践によって学んでいく。

<受講にあたっての前提条件>
特になし

<具体的な到達目標>
科学的ー学術論文・レポートの概念を理解する。
論文・レポートの形式にのっとった文書を作成できる。
論理的かつ客観的に相手に自分の考えを正しく伝えるための文書作成ができる。

<授業計画及び準備学習>
以下はカバーすることの目安である。必要に応じて内容を前後させる。準備学習は授業内で指示する。

【渡航前】
1Qでは論文の基本構造、および約束事の把握を重点的に、実践を含めつつ行っていく。

1.学術論文ー科学的に書くとは

2.論文(含むレポート)の全体構造(序 本体 結び 参考文献)
 パラグラフとは (基本構造:topic sentence/supporting sentences/concluding sentence)

3.序の書き方 thesis statement(論文の目的と論者のポジション) 
 結びの書き方

4.アブストラクトについて

5.参考文献の書き方
 引用の作法とパラフレーズの作法―典拠の明示の方法と重要性、

6.典拠でカバーすべき要素と典拠の明示の方式(複数あり)
 執筆者の責任について 良心的であること 誠実であること 剽窃をしないこと

7.推敲
 書式設定について
 文体や言い回し わかりやすい文章とは

2Qでは以上の基本構造および約束事を再確認しながら、確実に身につけるための練習を行い。学術的執筆に馴染むことをとおして身につけていく。課題等は各担当教員の指示に従うこと。以下はあくまでも進行の参考のために掲げる。

【ハイブリッド留学プログラム参加 5週目】
8.課題説明
9.ブレーンストーミング
10.序 提出

【ハイブリッド留学プログラム参加 9週目】
11.下書き提出
12.アブストラクト提出
13.完成版提出
14.振り返り

<成績評価方法>
学期末のレポート40点満点。学期中にに提出してもらう課題や小レポート60点満点。計100点満点で60点以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
木下是雄『理科系の作文技術』中公新書 2014年版 その他
適宜授業内で紹介する。

<オフィスアワー>
木曜2限 新宿校舎A-1572
八王子 授業前後.教室にて.

上記以外はメールでアポイントメントを取ること
jt13455@ns.kogakuin.ac.jp


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