2018年度工学院大学 情報学部システム数理学科
情報処理技術基礎論(k)[4K24]
2単位 田邉 正雄 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 情報技術者として必須な基本的な知識(情報処理、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データベース、情報セキュリティ、業務知識)を習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし。ただし、情報技術者を目指す自覚を持って意欲的に取り組むこと。
- <具体的な到達目標>
- ハードウェア・ソフトウェアの基本知識を身につけている。
ネットワーク・データベースの基本知識を身につけている。 情報セキュリティ・業務知識について基本的な用語を知っている。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンスと情報の基礎理論
2. 情報の基礎理論(オートマトン、論理回路、加算器) 3. データ構造とアルゴリズム(アルゴリズム、配列、リスト構造) 4. ハードウェア(CPU、記憶素子、補助記憶装置、入出力装置、入出力インタフェース) 5. ソフトウェア(ジョブ管理、ファイル管理、プログラム) 6. システムの構成と方式(処理形態、高信頼化、稼働率) 7. システム開発技術と監査(企画、システム開発手法、モジュール分割) 8. システム開発技術と監査(プログラミング、オブジェクト指向、テスト手法、工程管理) 9. ネットワーク技術(OSI参照モデル、IPアドレス、LAN) 10. データベース技術(関係データベース、正規化、排他制御) 11. データベース技術(バックアップとデータベース復旧、SQL) 12. 情報セキュリティ(マルウェア、暗号化方式) 13. 情報化と経営(関連法規、QC七つ道具、OR) 14. 振り返り 1.から13.までの準備学習として教科書の該当する章を熟読すること。14.の準備学習として、1.から13.までの内容及び試験問題を振り返っておくこと。
- <成績評価方法>
- 試験期間に実施する定期試験100%。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 栢木 厚著、平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室、技術評論社
- <参考書>
- 特に指定しない。
- <オフィスアワー>
- 木曜17:20〜18:00(受付終了)、教員控室にて。
- <学生へのメッセージ>
- 学則第17条にあるとおり、「情報処理技術基礎論」の2単位を取得するためには、講義と準備学習を合わせて毎週6時間の学習が必要です。教科書をよく予習するとともに、関連する書籍を1冊購入し徹底して読みこなすこと。今日の頑張りが情報技術者としての未来を開きます。
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