2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

データ処理演習(k)[4L20]

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1単位
渡邊 洋 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
本講義は統計をソフトにおまかせするのではなく、「手を動かして」学習することを目的とする。学生は平均、分散、標準偏差と言ったごく基本の統計量から、多変量解析にいたるまで、なぜその計算をするのか、その計算結果が意味するものは何かを理解する。

<受講にあたっての前提条件>
「確率・統計T」「確率・統計U」「確率統計演習」を修得していることが望ましい。
Excelの基本的な操作、参照の概念、グラフの作成、基本的な関数の使用方法程度を習得していることが望ましい。
本講義は「データ解析」と接続して実施するため、双方を登録すること。

<具体的な到達目標>
学生の到達目標は以下の通りとする。
・平均、分散、標準偏差、分布の意味を理解する。
・Excelを用いた統計シミュレーションができるようになる。
・各種多変量解析の意味、適用可能なデータ形式を理解する。
・実際のアンケート調査の結果を学んだ手法により解析できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
01 オリエンテーション
02 正規分布
03 推定
04 検定
05 データ取得と解析(1)
06 相関分析
07 回帰分析
08 データ取得と解析(2)
09 判別分析
10 主成分分析
11 因子分析
12 数量化理論
13 データ取得と解析(3)
14 学習内容の振り返り

準備学習
・教科書の対応する節をあらかじめ予習しておくこと。
・授業の内容を復習し、教科書の章末問題やプリントで示された問題を解くこと。

<成績評価方法>
講義内のデータ取得、解析結果に基づいたレポートと、期末試験から、3:7の割合で評価を行う。A+ ~ F の 6 段階評価で D 以上を合格とする。

<教科書>
渡邊洋「最速の推計統計」
  ISBN 978-4339061123
  出版社 コロナ社
石井俊全 「まずはこの一冊から意味がわかる多変量解析」
  ISBN 978-4860643980
  出版社 ベレ出版

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
講義開始前後の教室にて

<学生へのメッセージ>
本講義はExcelを用いたアクティブラーニングを行います。従って収容人数に上限のある教室を利用するため、受講希望者多数の場合は、前年度までの成績および抽選によって登録者を決定します。


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