2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
データ処理演習(k)[4L20]
1単位 渡邊 洋 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 本講義は統計をソフトにおまかせするのではなく、「手を動かして」学習することを目的とする。学生は平均、分散、標準偏差と言ったごく基本の統計量から、多変量解析にいたるまで、なぜその計算をするのか、その計算結果が意味するものは何かを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「確率・統計T」「確率・統計U」「確率統計演習」を修得していることが望ましい。
Excelの基本的な操作、参照の概念、グラフの作成、基本的な関数の使用方法程度を習得していることが望ましい。 本講義は「データ解析」と接続して実施するため、双方を登録すること。
- <具体的な到達目標>
- 学生の到達目標は以下の通りとする。
・平均、分散、標準偏差、分布の意味を理解する。 ・Excelを用いた統計シミュレーションができるようになる。 ・各種多変量解析の意味、適用可能なデータ形式を理解する。 ・実際のアンケート調査の結果を学んだ手法により解析できるようになる。
- <授業計画及び準備学習>
- 01 オリエンテーション
02 正規分布 03 推定 04 検定 05 データ取得と解析(1) 06 相関分析 07 回帰分析 08 データ取得と解析(2) 09 判別分析 10 主成分分析 11 因子分析 12 数量化理論 13 データ取得と解析(3) 14 学習内容の振り返り
準備学習 ・教科書の対応する節をあらかじめ予習しておくこと。 ・授業の内容を復習し、教科書の章末問題やプリントで示された問題を解くこと。
- <成績評価方法>
- 講義内のデータ取得、解析結果に基づいたレポートと、期末試験から、3:7の割合で評価を行う。A+ ~ F の 6 段階評価で D 以上を合格とする。
- <教科書>
- 渡邊洋「最速の推計統計」
ISBN 978-4339061123 出版社 コロナ社 石井俊全 「まずはこの一冊から意味がわかる多変量解析」 ISBN 978-4860643980 出版社 ベレ出版
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 講義開始前後の教室にて
- <学生へのメッセージ>
- 本講義はExcelを用いたアクティブラーニングを行います。従って収容人数に上限のある教室を利用するため、受講希望者多数の場合は、前年度までの成績および抽選によって登録者を決定します。
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