2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
デジタル信号処理演習(Digital Signal Processing Exercize)[3L09]
1単位 NPチャンドラシリ 教授
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- デジタル信号処理は、信号の分析や合成を行うための技術であり、情報通信、制御、計測、音声・画像処理など、多数の分野における基礎技術として、重要な位置にある。本講義では、このデジタル信号処理の基本をMATLABによる演習を通じて理解し、習得することを目標とする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「デジタル信号処理」科目を受講すること。
- <具体的な到達目標>
- デジタル信号処理の基礎を理解し、習得する。具体的には、MATLABのプログラミングによりグラフと図形の描画、信号の相関解析、離散データのフーリエ変換、周波数領域フィルタリング、離散コサイン変換(DCT)、DCT画像処理などの知識と技術を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 授業計画
第1回 : MATLABとその使用環境 第2回 : Mファイルプログラミング 第3回 : ベクトルと行列・関数 第4回 : 2Dグラフ表示 第5回 : 3Dグラフ表示 第6回 : データ入出力 第7回 : データの合成 第8回 : 信号の相関解析 第9回 : デジタルフィルタ 第10回 : 離散フーリエ変換 第11回: 周波数領域フィルタリング 第12回: 離散コサイン変換(DCT) 第13回: DCT画像処理 第14回: 学習内容の振り返り 定期試験実施しない。
- <成績評価方法>
- 定期試験(60%)、レポート課題(40%)。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 奥野貴俊 中島弘史「MATLABではじめるプログラミング教室」コロナ社
- <参考書>
- 「信号処理」「画像処理」のためのMATLAB入門 高井信勝(著)、工学社
高井信勝「MATLAB入門」工学社 上坂吉則「MATLABプログラミング入門」牧野書店
- <オフィスアワー>
- 月曜日14:30〜15:30 A1513号室
- <備 考>
- 受講者の理解度と興味により内容を変更する。
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