2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

デジタル信号処理演習(Digital Signal Processing Exercize)[3L09]

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1単位
NPチャンドラシリ 教授  
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
デジタル信号処理は、信号の分析や合成を行うための技術であり、情報通信、制御、計測、音声・画像処理など、多数の分野における基礎技術として、重要な位置にある。本講義では、このデジタル信号処理の基本をMATLABによる演習を通じて理解し、習得することを目標とする。

<受講にあたっての前提条件>
「デジタル信号処理」科目を受講すること。

<具体的な到達目標>
デジタル信号処理の基礎を理解し、習得する。具体的には、MATLABのプログラミングによりグラフと図形の描画、信号の相関解析、離散データのフーリエ変換、周波数領域フィルタリング、離散コサイン変換(DCT)、DCT画像処理などの知識と技術を身につける。

<授業計画及び準備学習>
授業計画
第1回 : MATLABとその使用環境
第2回 : Mファイルプログラミング
第3回 : ベクトルと行列・関数 
第4回 : 2Dグラフ表示
第5回 : 3Dグラフ表示
第6回 : データ入出力
第7回 : データの合成
第8回 : 信号の相関解析
第9回 : デジタルフィルタ 
第10回 :  離散フーリエ変換
第11回: 周波数領域フィルタリング
第12回: 離散コサイン変換(DCT)
第13回: DCT画像処理
第14回: 学習内容の振り返り
定期試験実施しない。

<成績評価方法>
定期試験(60%)、レポート課題(40%)。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
奥野貴俊 中島弘史「MATLABではじめるプログラミング教室」コロナ社

<参考書>
「信号処理」「画像処理」のためのMATLAB入門 高井信勝(著)、工学社
高井信勝「MATLAB入門」工学社
上坂吉則「MATLABプログラミング入門」牧野書店

<オフィスアワー>
月曜日14:30〜15:30 A1513号室

<備 考>
受講者の理解度と興味により内容を変更する。


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