デジタル信号処理（Digital Signal Processing）[3H13]

＜学位授与の方針＞

○	1. 基礎知識の習得
◎	2. 専門分野知識の習得
○	3. 汎用的問題解決技能
	4. 道徳的態度と社会性

＜授業のねらい＞

デジタル信号処理は、信号の分析や合成を行うための技術であり、情報通信、制御、計測、音声・画像処理など、多数の分野における基礎技術として、重要な位置にある。本講義では、このデジタル信号処理の基本を理解し、習得することを目標とする。

＜受講にあたっての前提条件＞

「デジタル信号処理演習」科目を受講すること。

＜具体的な到達目標＞

デジタル信号処理の基礎を理解し、習得することを目標とし、その具体的な学習項目として、信号とシステムの数学的表現、デジタルフィルタ、畳み込み、線形システム、Z変換、離散フーリエ変換、離散コサイン変換などを含む

＜授業計画及び準備学習＞

授業計画
第１回　：ガイダンス
第２回　：デジタル信号処理のための数学
第３回　：AD変換とサンプリング定理
第４回　：信号とシステムの数学的表現
第５回　：畳み込み
第６回　：線形システム
第７回　：Ｚ変換
第８回　：信号の相関解析
第９回　：デジタルフィルタ
第１０回：離散フーリエ変換
第１１回：周波数領域フィルタリング
第１２回：離散コサイン変換（DCT）
第１３回：DCT画像処理
第１４回：学習内容の振り返り
定期試験

＜成績評価方法＞

定期試験（60％）、レポート課題（40％）。到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

＜教科書＞

１．電子資料を配布する。
２．「デジタル信号処理演習」の教科書：奥野貴俊 中島弘史「MATLABではじめるプログラミング教室」コロナ社

＜参考書＞

例解　ディジタル信号処理入門　太田 正哉　コロナ社　ISBN978-4-339-00857-9

＜オフィスアワー＞

月曜日14:30〜15:30　A1513号室

＜備 考＞

受講者の理解度と興味により内容を変更する。