2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
デジタル映像基礎論(Theory of Digital Video System)[2H21]
2単位 合志 清一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 現代社会において、映像は最も重要な情報源のひとつである。映像コンテンツの制作を行うためには映像信号を知り、基礎的な映像処理を理解する必要がある。本講義では撮像から表示までを仕組みを理解し、映像信号を取り扱う際の基礎を固めることを目指す。
- <受講にあたっての前提条件>
- 1. 線形代数学を理解していること
2. C言語による基本的なプログラミングができること
- <具体的な到達目標>
- 映像信号のフォーマット、ディジタルフィルタ、映像処理について説明でき、基本的な画像処理のプログラミングができるようになること
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回:色彩と輝度、ディスプレイで表示可能な色彩、撮像と表示
第2回:RGB信号とYUV信号、画像信号のディジタル化 第3回:画像・映像入出力装置 第4回:限定色表示 第5回:画像の性質を表す諸元(平均値、分散値、ヒストグラム、コントラスト) 第6回:画素ごとの濃淡表現 第7回:デジタルフィルタ1(空間フィルタリング:ローパスフィルタ) 第8回:デジタルフィルタ1(画像の鮮鋭化:ハイパスフィルタ) 第9回:周波数領域におけるフィルタリング(フーリエ変換とフィルタリング) 第10回:周波数領域におけるフィルタリング(空間フィルタと周波数フィルタ) 第11回:映像の基礎1:差分画像と移動体検出 第12回:動画像の編集と応用 第13回:画像符号化 第14回:映像(動画像)符号化 定期試験 受講者の理解度により内容を変更することがある
- <成績評価方法>
- 定期試験結果(95%)と提出物(5%)により評価する
- <教科書>
- ディジタル画像処理 CG-ARTS協会 2015年版 江尻正員 他 (著)
- <参考書>
- 特になし
- <オフィスアワー>
- 毎週金曜日 15時〜18時 新宿校舎1512
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