2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

デジタル映像基礎論(Theory of Digital Video System)[2H21]

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2単位
合志 清一 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
現代社会において、映像は最も重要な情報源のひとつである。映像コンテンツの制作を行うためには映像信号を知り、基礎的な映像処理を理解する必要がある。本講義では撮像から表示までを仕組みを理解し、映像信号を取り扱う際の基礎を固めることを目指す。

<受講にあたっての前提条件>
1. 線形代数学を理解していること
2. C言語による基本的なプログラミングができること

<具体的な到達目標>
映像信号のフォーマット、ディジタルフィルタ、映像処理について説明でき、基本的な画像処理のプログラミングができるようになること

<授業計画及び準備学習>
第1回:色彩と輝度、ディスプレイで表示可能な色彩、撮像と表示
第2回:RGB信号とYUV信号、画像信号のディジタル化
第3回:画像・映像入出力装置
第4回:限定色表示
第5回:画像の性質を表す諸元(平均値、分散値、ヒストグラム、コントラスト)
第6回:画素ごとの濃淡表現
第7回:デジタルフィルタ1(空間フィルタリング:ローパスフィルタ)
第8回:デジタルフィルタ1(画像の鮮鋭化:ハイパスフィルタ)
第9回:周波数領域におけるフィルタリング(フーリエ変換とフィルタリング)
第10回:周波数領域におけるフィルタリング(空間フィルタと周波数フィルタ)
第11回:映像の基礎1:差分画像と移動体検出
第12回:動画像の編集と応用
第13回:画像符号化
第14回:映像(動画像)符号化
定期試験
受講者の理解度により内容を変更することがある

<成績評価方法>
定期試験結果(95%)と提出物(5%)により評価する

<教科書>
ディジタル画像処理 CG-ARTS協会 2015年版 江尻正員 他 (著)

<参考書>
特になし

<オフィスアワー>
毎週金曜日 15時〜18時 新宿校舎1512


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