2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
△コンピュータグラフィックス(Computer Graphics)[2E19]
2単位 合志 清一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- コンピュータグラフィックスの基礎を理解し、簡単なCG映像を作成可能な技術を身につける
- <受講にあたっての前提条件>
- 1. 大学教養レベルの線形代数を理解していること
2. CまたはMatlabによるプログラミングができること
- <具体的な到達目標>
- 1. コンピュータグラフィックスの基礎となるモデリング手法、レンダリングについて説明できるようになること
2. 簡単なCGプログラミングができるようになること
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回:デジタル画像と数学入門1
行列、行列式、画像のデジタル化、実写とCGの違い 第2回: デジタル画像と数学入門2 ビット長と画質、エリアシング、アフィン変換の基礎 第3回: 2次元座標上での座標変換、回転、平行移動、拡大縮小 第4回:3次元座標系の基礎、3次元同次座標系での物体の移動・回転・拡大/縮小 第5回:投影(ビューイングパイプライン)の原理と利用 複数の物体を3次元同次座標系に配置するときの行列計算法 第6回:形状モデル ワイアフレームモデル、サーフィスモデル、ソリッドモデル、形状表現 第7回:境界表現のデータ構造と局所変形 ウイングドエッジ構造、オイラーの定理 第8回:曲面とレンダリング 陰関数と陽関数による2次曲線表現 第9回:パラメトリック曲線とスプライン関数 第10回:ポリゴン曲面の表現 第11回:ボリュームを用いた形状表現 第12回:Povrayを用いたCGの作成1 Povrayのインストール、光源、カメラ位置、3次元物体のプロクラム 第13回:Povrayを用いたCGの作成2 Povrayによる静止画CGの作成 第14回:Povrayを用いたCGの作成3 Povrayによるアニメーションの作成 次元同次座標系での物体の移動・回転・拡大/縮小 定期試験 学生の理解度によって内容を変更することがある
- <成績評価方法>
- 定期試験結果(95%)と提出物(5%)により評価する
- <教科書>
- ディジタル画像処理 CG-ARTS協会 2015年版
- <参考書>
- コンピュータグラフィックス 情報工学レクチャーシリーズ 佐藤淳 著
- <オフィスアワー>
- 毎週金曜日 15時〜18時 新宿校舎1512
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