2018年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

生体計測工学(Bio measurement Engineering)[1H19]

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2単位
田中 久弥 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
計測の原理をまなび,生体信号を処理しながら基礎的な心理過程を説明できるようにする。

<受講にあたっての前提条件>
物理学I,物理学IIの単位を修得または履修しておくことが望ましい。
情報学実験I,情報学実験IIの単位を修得または履修しておくことが望ましい。

<具体的な到達目標>
・生体信号を電気信号に変換する技術を説明できること。
・時系列データと周波数データを理解して扱えること。
・生体信号から基礎的な心理の意味付けができること。

<授業計画及び準備学習>
1.生体反応の見取り図
2.脳神経系と行動
3.脳波
4.事象関連電位
5.脳の画像解析
6.ブレイン・コンピュータインタフェース
7.中間試験
8.心拍の計測と処理
9.皮膚電気活動
10.体温調節系
11.骨格筋反応、筋電図
12.眼球運動
13.試験
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
試験(70%)および課題の評価(30%)による総合得点で、到達目標に照らして、6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。

<教科書>
・宮田洋監修新 生理心理学〈1巻〉生理心理学の基礎 北大路書房

<参考書>
・宮田洋監修 新生理心理学2巻、3巻 北大路書房
・計測法入門(協同医書出版社)ISBN4-7639-1030-2

<オフィスアワー>
月曜日の4時間目にA1517室(生体情報処理研究室)で質問を受け付ける

<学生へのメッセージ>
測るということに関心を寄せて,いずれセミナーや卒業研究で役立てたいという態度で講義に望んで欲しい。


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