2018年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
○コンピュータ科学セミナーI(PBL)(Seminar in Computer Science I)[S011]
1単位 田中 輝雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ◎ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- コンピュータ科学のそれぞれの専門分野に分かれて,専門的知識やこれからの課題などについて,
文献調査,プログラム作成,課題解決等を通じて理解する. それらは,研究室メンバーの発表授業の形式またはそれに準ずる形式で行われ, プレゼンテーション,ディスカッション能力の向上も目的とする.
- <受講にあたっての前提条件>
- 2年次までの必修科目をできるかぎり履修済みとしておくこと.
- <具体的な到達目標>
- 専門知識の理解,プレゼンテーション能力,プログラミング能力など,講師ごとに到達目標を設定する.
この目標設定は,それぞれの第2回,セミナーごとのガイダンスにより,明示される.
- <授業計画及び準備学習>
- このセミナーはコンピュータ科学科の専任教員によって、それぞれ実施される.
第1回から第7回、第8回から第13回に分け、それぞれ、異なる教員のセミナーを受講する. 内容等については,それぞれの教員から最初の第1回ないし第8回においてガイダンスで説明を受ける. なお、第14回では、3年次後期に向けたガイダンスを実施する.
ここでは,代表:田中輝雄のセミナーを例に説明する. 情報処理の分野で広く用いられている様々なアルゴリズムについて調査し, できるかぎり基礎部分のプログラムを作成して発表する. 各人は,文献,論文などを用いて,充分調査して,アルゴリズムを選択し,テーマとする. 毎回数名が発表を行い,活発な議論を重要視する.
第1回(ないし第8回) ガイダンス セミナーのガイダンスを行う. セミナー内で提示するテーマ候補あるいは自分で探して,テーマを選択する. 準備学習:担当する講師の専門を調べておくこと.
第2〜4回(ないし第9〜11回) 第1ラウンド 毎回,数名が調査したアルゴリズムについて,発表資料を作成し, 発表する.全員が必ず質問することとし,活発なディスカッションを行う.
第5〜7回(ないし第12〜13回) 第2ラウンド 第1ラウンドで調べたアルゴリズムについて,発表にて,提示されたコメント, あるいは,疑問について,再度,調査し,報告する. 毎回,数名がその結果を発表する. 全員が必ず質問することとし,活発なディスカッションを行う. アルゴリズムは机上だけの理論ではないので,できるかぎり, プログラムを作成し,実際に,その特性をみる. なお,第1ラウンドからテーマを変えても良い.
- <成績評価方法>
- それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと.
具体的には,調査,分析,発表,発表資料,プログラム,ゼミにおける ディスカッションおよびレポートなどにより,評価を行う. 前半の講師,および後半の講師の成績を1対1とし,評価を行う. 到達目標に照らして,6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し,D以上の者に単位を認める.
- <教科書>
- それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと.
- <参考書>
- それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと.
- <オフィスアワー>
- それぞれの講師がセミナーのなかで提示するので,その指示に従うこと.
代表教員の田中輝雄のオフィスアワーは,月曜3限,田中輝雄居室(A2477)で行う. あるいは、teru@cc.kogakuin.ac.jpに連絡し,日程を調整すること.
- <学生へのメッセージ>
- 4年次の卒業研究,ゼミを事前に体験することができます.積極的な姿勢での受講を求めます.
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