2018年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
サイバーセキュリティ演習I(Exercises in Cyber security I)[3L07]
1単位 小林 良太郎 准教授
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- サイバー攻撃を検知するシステムを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「サイバーセキュリティI」の履修を必須とする。
「セキュリティマンジメントと法」の履修を必須とする。 通信可能なコンピュータの準備を強く推奨する(ノートパソコンが望ましいがスマートフォンなどでも可とする)。
- <具体的な到達目標>
- サイバー攻撃を検知するシステムを構築、検証する実践的な力を身に付ける。
- <授業計画及び準備学習>
- 以下の項目に沿って演習を進める。
1.検知する攻撃の調査、OSのインストールと検証 2.攻撃検知システムの設計、OSのインストールと検証 3.攻撃生成システムの設計 4.仮想システムの構築 5〜6.仮想マシン、および、ネットワークの構築 7〜8.攻撃生成システムの構築 9〜10.攻撃検知システムの構築 11〜12.システムの統合 13.システム全体の動作検証 14.学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 授業中に出される演習課題によって到達目標に照らして、6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で評価し、D以上、かつ、すべての課題を受理された者に単位を認める。
但し、「サイバーセキュリティI」で、対象となる課題に未提出、未受理(再提出指示があっても提出できてない)がある場合は、本科目もF評価とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし。
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 水曜日13:00〜13:25、新宿キャンパスにて質問等を受け付ける。
※連絡用メールアドレスや質問を受け付ける場所など、詳しいことは初回授業時に知らせる。
- <学生へのメッセージ>
- サイバー攻撃の検知は、ネットワークセキュリティ対策、システムセキュリティ対策、セキュリティ応用システム、セキュアな通信技術に関する知識だけでなく、実際にシステムを構築し、運用する能力も重要となります。これらの能力を習得し、セキュリティ管理に強い情報技術者として活躍することを期待します。
- <備 考>
- 設備の都合上、受講者数に上限を設ける(40名程度)。受講希望者数が上限を超えた場合、演習に必要な知識等の習熟度テストを実施し、受講者の選考を行う。
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