2018年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
△並列・分散システム(k)[2H19]
2単位 藤井 昭宏 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 現在広く普及している並列計算環境のしくみと,そのような環境の利用方法である並列計算技術の基礎を学ぶ.
簡単なプログラムを,共有メモリ環境上でも分散メモリ環境上でも並列化できることを講義の達成目標としている.
- <受講にあたっての前提条件>
- C言語の文法は理解している。
- <具体的な到達目標>
- 比較的単純な構造をもったプログラムの並列化ができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 授業計画
1.並列処理の必要性,評価指標 2.並列性処理の基礎的なパターン 3.共有メモリ型の並列処理 4.マルチスレッドプログラミング 5.排他制御 6.マルチスレッドプログラム例題 7.OpenMPの書き方 8.OpenMPプログラム例題 9.分散メモリ型の並列処理 10.MPIの利用法 11.MPIに関する例題 12.並列プログラムの実践1 13.並列プログラムの実践2 14.学習の振り返り
- <成績評価方法>
- 期末試験とレポート課題を,6:4の割合で評価する.
GPAベースとし、到達目標に照らして,6段階のGrade(A+,A,B,C,D,F)で 評価し,D以上の者に単位を認める.
- <教科書>
- 特定の教科書は指定しない.
- <参考書>
- PARALLEL PROGRAMING in C with MPI and OpenMP ISBN-10: 0071232656
マルチコアCPUのための並列プログラミング(秀和システム)ISBN-10: 4798014621
- <オフィスアワー>
- 火曜日17時30分ー18時30分 新宿校舎 A2476
- <備 考>
- 講義日程の一部で演習室を利用するため、成績などで履修人数に制限をかける可能性があります。
初回も含め、前半の講義は A1016教室を使用する。
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