2018年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
離散数学(Discrete Mathematics)[2A12]
2単位 田中 輝雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 離散数学は,情報工学における基本的な数学のうちのひとつである.本講義では,グラフ理論を中心に,数え上げ,証明,離散確率などについて説明するについて解説する.
- <受講にあたっての前提条件>
- 特になし
- <具体的な到達目標>
- 業計画に挙げたグラフ理論,数え上げ,証明,離散確率などの各項目について理解し,応用例に対して学んだ手法が適用できることをこの講義の達成目標とする.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.数え上げ(1):和規則,積規則,鳩の巣原理,順列と組み合わせ
2.数え上げ(2):重複順列,二項定理),離散確率 3.グラフ(1):グラフの定義 4.グラフ(2):経路 5.グラフ(3):最短経路アルゴリズム 6.グラフ(4):平面性,グラフの彩色問題 7.中間試験 8.グラフ(5):フロー,最大フロー問題 9.グラフ(6):有限オートマトン 10.離散確率(1) 11.離散確率(2) 12.証明:数学的帰納法(1) 13.証明:数学的帰納法(2) 14 学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 定期試験によって到達目標に照らして,6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し,D以上の者に単位を認める.
- <教科書>
- なし
- <参考書>
- やさしく学べる離散数学(石村園子著,共立出版株式会社)
他、講義にて、紹介する
- <オフィスアワー>
- 毎水曜2限.あるいは,teru@cc.kogakuin.ac.jpにて連絡を行い、時間調整を行うこと.
- <学生へのメッセージ>
- 講義でわからなかったことは講師あるいはSAに質問し,不明点,疑問点は溜めないこと.
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