2018年度工学院大学 情報学部情報通信工学科

デジタル電子回路(k)[4N30]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
岡田  隆 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
デジタル情報社会の根幹となるディジタル回路の基本を習得することを目的とする。基本論理回路の半導体素子による回路実現から始め、実用回路を設計しながら各種機能回路の実現手法を学習していく。さらに、メモリ、プログラマブルデバイス、インターフェイス回路等のデジタルデバイスに関する知識を習得する。

<受講にあたっての前提条件>
「論理回路」を履修し理解を深めておくこと。
また、「アナログ電子回路I」を並行して履修していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
・半導体素子による基本論理素子の回路実現手法を理解。
・組合せ論理回路および演算回路の実現方法を理解。
・フリップフロップによる順序回路の実現手法を理解。
・各種デジタルデバイスの基本動作原理を理解。

<授業計画及び準備学習>
授業計画:
 下記の内容を、スライドおよび教科書を用いて学習していきます。

 1.ディジタル電子回路の基礎
 2.論理素子の回路実現
 3.CMOS回路と電気的特性
 4.組合せ論理回路の応用
 5.演算器(1)
 6.演算器(2)
 7.講義前半の学習成果の確認
 8.ディジタルインターフェイス回路
 9.フリップフロップ回路
10.順序回路の応用
11.メモリ
12.プログラマブルロジックデバイス
13.アナログインターフェイス回路
14.講義後半の学習成果の確認

準備学習:
 講義に該当する箇所をよく読んで、疑問点を整理しておくこと。

<成績評価方法>
中間試験(50%)と学期末試験(50%)によって評価する。
学期末試験は定期試験期間に実施します。

<教科書>
「ディジタル電子回路」大類重範著 日本理工出版会

<参考書>
「わかりやすい論理回路」三堀 邦彦他著 コロナ社 他

<オフィスアワー>
質問等は、授業後の教室で受け付けます。

<学生へのメッセージ>
ディジタル情報化社会の根幹を担っているディジタル回路について理解を深め、身近にある電子機器がどのような原理で動いているかについて興味を持って見つめなおしてほしい。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved.