2018年度工学院大学 建築学部

物理学概論B(Introduntion to Physics B)[4A11]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
田坂 由貴 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
物理学概論Bでは、熱力学・電磁気学について基礎的な事項を学ぶ。
 具体的には、以下のような事項の達成を目標とする。
  1.熱力学の考え方と基本法則を理解する
  2.電磁気現象の基本法則を理解する
  3.電気回路に関する基礎的な事項を理解する

<受講にあたっての前提条件>
「物理学概論A」の内容を理解していること

<具体的な到達目標>
1.熱力学の基本的な考え方について理解していること
 2.熱力学第一法則を、自分の言葉で説明できること
 3.身の回りの現象を、熱力学的な視点で捉えられるようになること
 4.電磁気学の基本法則について自分の言葉で説明できること
 5.身の回りの電磁気的な現象について、自分の言葉で説明できること

<授業計画及び準備学習>
毎回の講義では、熱力学および電磁気学の基本的な事項について講義する。
第1回の講義に関しては、準備学習は必要ない。第2回以降については、授業の進捗状況などを踏まえながら、その都度必要な準備学習を指定する。

第1回:熱力学で扱う系とは・温度と圧力
第2回:理想気体の状態方程式・気体の状態の表現・PV図
第3回:熱力学第一法則
第4回:状態量と準静的過程・定積変化・定圧変化
第5回:等温変化・断熱変化・熱サイクル
第6回:熱力学第二法則
第7回:エントロピー増大則と熱伝導現象
第8回:クーロンの法則・電場・電位
第9回:電場と磁場のガウスの法則
第10回:アンペールの法則
第11回:電磁誘導と磁場のエネルギー
第12回:変位電流
第13回:マクスウェルの方程式と電磁波
第14回:学習内容の振り返り

<成績評価方法>
定期試験(最低で70%)と課題提出(最大30%)により理解度を評価し、Grade D 以上を合格とする

<教科書>
「理工系物理学講義(改訂版)」加藤潔(培風館)

<参考書>
特に指定はしませんが、自分にあった参考書を書店で探すこと

<オフィスアワー>
月曜・木曜の昼休み(八王子校舎1W−332室 物理準備室)
あるいは以下のアドレスにメールを送って下さい。
fu24310 [at] ns.kogakuin.ac.jp


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved.