2018年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
商業インテリア(Commercial Interior Design)[5E14]
2単位 塩見 一郎 教授
- <授業のねらい>
- 商業インテリアデザインの発展は、それぞれの時代の思想や芸術、文化(サブカルチャー)、そして経済とも密接につながっている。各時代の商業インテリアデザインの事例からこの事を解明し、建築作品と比較しながら、その変遷を考察すると同時に、商環境にとどまらず、多岐にわたる現在の商業インテリアの領域を考察する。
- <受講にあたっての前提条件>
- ・3年前期のインテリアデザイン論を履修すること
・3年前期の建築デザイン演習を履修すること ・日常生活で経験する買い物や外食などの商環境に触れる機会に、その空間構成を注意深く観察しておくこと
- <具体的な到達目標>
- ・商業インテリアデザインの歴史とともにその時代の文化(サブカルチャー)を知る
・商環境への視野、知識、感覚を体得する ・実務としてのインテリアデザインのプロセスを知る
- <授業計画及び準備学習>
- 1:ガイダンス/商業インテリアデザインの領域について
2:レポートとして考察する店舗の説明/グループ分け インテリアデザインの変遷@…インテリアデザインのはじまり 3:インテリアデザインの変遷A…インテリアデザインという言葉がなかった時代 4:インテリアデザインの変遷B…戦後という時代〜1950年代 5:インテリアデザインの変遷C…1960年代 6:インテリアデザインの変遷D…1970年代 7:インテリアデザインの変遷E…1980年代 8:インテリアデザインの変遷F…1990年代 9:インテリアデザインの変遷G…2000年代 10:インテリアデザインの変遷H…2010年以降〜現代まで 11:実例をもとにインテリアデザインと時代について考える➀ 12:実例をもとにインテリアデザインと時代について考える➁ 13:レポート発表/ディスカッション 14:学習内容の振り返り
- <成績評価方法>
- 出席を重視する。
@グループでフィールドワークをし、その内容をレポートして発表する A与えられたテーマについてレポートを書く @Aのレポートをそれぞれ評価し、出席状況を加味して加点・減点を行い、最終評価とする。A~Fまでの6段階で評価し、D以上を合格とする
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 「日本インテリアデザイン史」 鈴木紀慶・今村創平著 オーム社
- <オフィスアワー>
- 金曜 13:00〜14:00 新宿校舎 #2513
- <学生へのメッセージ>
- 工学院大学は、日本でも有数の商業エリアである新宿にあります。積極的に街に出て実際の商業インテリアを体験してください。
ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|