2018年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

商業インテリア(Commercial Interior Design)[5E14]

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2単位
塩見 一郎 教授  
最終更新日 : 2018/12/14

<授業のねらい>
商業インテリアデザインの発展は、それぞれの時代の思想や芸術、文化(サブカルチャー)、そして経済とも密接につながっている。各時代の商業インテリアデザインの事例からこの事を解明し、建築作品と比較しながら、その変遷を考察すると同時に、商環境にとどまらず、多岐にわたる現在の商業インテリアの領域を考察する。

<受講にあたっての前提条件>
・3年前期のインテリアデザイン論を履修すること
・3年前期の建築デザイン演習を履修すること
・日常生活で経験する買い物や外食などの商環境に触れる機会に、その空間構成を注意深く観察しておくこと

<具体的な到達目標>
・商業インテリアデザインの歴史とともにその時代の文化(サブカルチャー)を知る
・商環境への視野、知識、感覚を体得する
・実務としてのインテリアデザインのプロセスを知る

<授業計画及び準備学習>
1:ガイダンス/商業インテリアデザインの領域について
2:レポートとして考察する店舗の説明/グループ分け
  インテリアデザインの変遷@…インテリアデザインのはじまり
3:インテリアデザインの変遷A…インテリアデザインという言葉がなかった時代
4:インテリアデザインの変遷B…戦後という時代〜1950年代
5:インテリアデザインの変遷C…1960年代
6:インテリアデザインの変遷D…1970年代
7:インテリアデザインの変遷E…1980年代
8:インテリアデザインの変遷F…1990年代
9:インテリアデザインの変遷G…2000年代
10:インテリアデザインの変遷H…2010年以降〜現代まで
11:実例をもとにインテリアデザインと時代について考える➀
12:実例をもとにインテリアデザインと時代について考える➁
13:レポート発表/ディスカッション
14:学習内容の振り返り

<成績評価方法>
出席を重視する。
@グループでフィールドワークをし、その内容をレポートして発表する
A与えられたテーマについてレポートを書く
@Aのレポートをそれぞれ評価し、出席状況を加味して加点・減点を行い、最終評価とする。A~Fまでの6段階で評価し、D以上を合格とする

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
「日本インテリアデザイン史」 鈴木紀慶・今村創平著 オーム社

<オフィスアワー>
金曜 13:00〜14:00 新宿校舎 #2513

<学生へのメッセージ>
工学院大学は、日本でも有数の商業エリアである新宿にあります。積極的に街に出て実際の商業インテリアを体験してください。


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