2018年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

インテリアデザイン論(Interior Design)[1B11]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
塩見 一郎 教授  
最終更新日 : 2018/12/14

<授業のねらい>
現在のインテリアデザインの領域は商環境を中心に、オフィスや学校、病院、公共施設等、多岐にわたっています。その中で、実際の空間がどのような視点で構成されているのか、具体的な事例を調査・分析し、優れた空間デザインの手法とその空間に使われている素材についても考察する。

<受講にあたっての前提条件>
・3年前期の建築デザイン演習を履修すること
・身の回りで経験できる空間デザインの現場や展覧会等をできるだけ体験しておくこと

<具体的な到達目標>
・事例を通して、インテリアデザインの領域やさまざまなデザイン手法を理解する
・空間を構成する素材について理解する

<授業計画及び準備学習>
1:ガイダンス/インテリアデザインの領域について
2:関係としてのデザイン−1/内部化された外部
3:関係としてのデザイン−2/二重構造
4:関係としてのデザイン−3/空間の単純化
5:関係としてのデザイン−4/空間の仕切り
6:関係としてのデザイン−5/空間の一体化
7:空間のシステム
8:ディスプレイとオブジェ
9:アートと空間
10:素材を考える@自然の素材について
11:素材を考えるA工業的な素材について
12:素材を考えるB素材を見つける
13:レポート発表/ディスカッション
14:学習内容の振り返り

<成績評価方法>
出席を重視する。
レポート提出を評価し、出席状況を加味して加点・減点を行い、最終評価とする。A~Fまでの6段階で評価し、D以上を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
「インテリアデザイン 空間の関係・イメージ・要素」 内田繁/沖健次 編 六耀社
「商店建築」商店建築社

<オフィスアワー>
月曜 11:00〜12:00 新宿校舎 #2513

<学生へのメッセージ>
身の回りにある家具や自分の暮らしている部屋の寸法を測ってスケール感を身につけてください。インテリアデザインは私たちの生活に深くかかわっています。日常の生活の中にあるデザインというものに興味を持つことからはじめましょう。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved.