2018年度工学院大学 建築学部建築学科
△文化と教育(Culture and Education)[1E82]
2単位 前田 麦穂 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 【テーマ】
本授業の第1部のテーマは「学校文化」であり、主に学校内部に焦点を当てたトピックを取り上げる。第2部のテーマは「学校と社会」であり、学校とその外部の社会との関係に焦点を当てたトピックを取り上げる。
【目的】 本授業の目的は、履修者自身がこれまで積み重ねてきた学校教育での経験を、主に教育社会学のアプローチからとらえ直す視点を獲得することである。まず、学校教育に関する具体的な題材を取り上げ、現代の教育事象を理解するのに必要な基礎知識を習得する。その上で、教育と社会の関わりを踏まえながら、学校教育の様々な側面の考察を行う。
【授業方法】 ・履修者同士の対話を重視した、参加型の授業を中心に進める。毎回の授業ではグループワークにより、履修者相互の意見交換と議論を行う。 ・毎回の授業には事前学習が求められる。(履修者は事前に課題文献を読み、講読ワークシートを作成してくる。) ・毎回の授業では、課題文献の概要について個人発表を設ける(毎回1名)。発表者は課題文献の内容をよく理解し、履修者から出される疑問点に回答することが求められる。個人発表を行った者は、中間レポートの提出を免除する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 特にありません。教員免許状取得を目指していない人の履修も歓迎します。
- <具体的な到達目標>
- 1)現代の教育事象を理解するのに必要な基礎知識を習得する。
2)グループワークを通して、意見の相違を踏まえた発展的議論ができる。 3)これまでの学校教育で得た経験を、社会学的アプローチからとらえ直す視点を持てる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス
【第1部 学校文化】 2.友人関係 3.いじめ 4.不登校 5.ジェンダー 6.外国人の子ども 7.部活動 8.教師
【第2部 学校と社会】 9.教育問題 10.少年犯罪 11.子どもの貧困 12.学歴 13.教育と社会
14.学習成果の振り返り、教場レポートの作成
※準備学習 ・履修者は事前に課題文献を読み、講読ワークシートを作成してくること(授業終了時に提出)。
- <成績評価方法>
- ・@授業中の議論への貢献度(5点満点×12回=60点)、A個人発表もしくは中間レポート(10点)、B期末に実施する教場レポート(30点)、により成績評価(100点満点)を行います。
・@授業中の議論への貢献度は、毎回の講読ワークシートの提出(1回5点)により評価します。 ・欠席回数が3分の1を超えた学生には、期末レポートの提出を認めません。
- <教科書>
- 特に指定しません。必要に応じて課題文献を配布します。
- <参考書>
- テーマごとに、授業時間内に紹介します。
- <オフィスアワー>
- 授業前後に授業教室内で対応します。
- <学生へのメッセージ>
- この授業では、皆さんの学校教育に関する個人的経験を入口として、教育と社会の関係をマクロな視点から理解することを目指します。
- <備 考>
- ・履修にあたっての重要事項は初回のガイダンスで説明するので、初回授業には必ず出席してください。
・上記の事項は変更する場合がありますが、その際は授業で告知します。
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