2018年度工学院大学 建築学部建築学科

建築・まちづくり演習(Advanced Architectural and Urban Design and Planning Studio)[2H14]

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3単位
澤岡 清秀 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
下田 明宏 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
野澤  康 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
冨永 祥子 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
金箱 温春 特別専任教授  [ 教員業績  JP  EN ]
矢板 久明 非常勤講師  
綾井 新 非常勤講師  
最終更新日 : 2018/12/14

<授業のねらい>
3年前期までの設計演習の経験を基に、「まちに活気をとりもどす」をメインテーマに、建築と都市に関わる課題を構造やランドスケープにも考慮しながら総合的に設計する能力を養うことができる。今学期は人口減少、少子高齢化の影響で活気を失いつつある既存市街地に再び活気を取り戻すことをメインテーマに、建築スタジオと都市スタジオに分かれてそれぞれの課題を設計する。対象地区は共通である。

<受講にあたっての前提条件>
1年、2年、3年前期までのすべての設計科目を履修修了していること。

<具体的な到達目標>
対象とするのは豊島区雑司が谷にある鬼子母神駅(メトロ副都心線または都営荒川線)周辺地区である。授業のねらいにそって、二つのスタジオに別れて異なる課題を行う。
【建築スタジオ】課題:まちづくりの中心としての小学校の設計(個人による設計を行う)
【都市スタジオ】課題:まちを元気にする将来像を構想し、そのための空間をデザインする(グループ設計の後に個人設計を行う)

<授業計画及び準備学習>
【建築スタジオ】と【都市スタジオ】の2グループに分かれ、それぞれ別の課題を行う。
(1)(共通)課題説明、クラス分け
(2)(共通)参考事例調査分析
(3)(共通)グループワーク:対象地区の位置づけ
(4)(共通)提出1・講評
   【建築スタジオ】敷地模型、ボリューム模型開始
   【都市スタジオ】地区模型製作開始
(5)【建築スタジオ】個別エスキース(1/500)
   【都市スタジオ】個別エスキース(コンセプト・ボリューム・外部空間)  
(6)〔共通)ランドスケープのレクチャー・個別エスキース
   【建築スタジオ】個別エスキース(1/500)
   【都市スタジオ】個別エスキース
(7)〔共通)提出2・講評
(8)(共通)構造計画のレクチャー
   【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)
   【都市スタジオ】個別エスキース(ボリューム・パブリックスペース)
(9)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)
   【都市スタジオ】空間をデザインする:個別エスキース 
(10)〔共通)提出3・講評
(11)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)
   【都市スタジオ】個別エスキース
(12)【建築スタジオ】個別エスキース(1/200)
   【都市スタジオ】個別エスキース
(13)(共通)最終提出・講評
(14)(共通)AB合同講評会

<成績評価方法>
提出1,提出2,提出3,および最終提出をすべて行うことが必須である。各回の提出の点数を按分総合して最終評価とする。合否ラインは60点である。成績はGPAによる。

<教科書>
「まちづくりデザインのプロセス」日本建築学会刊

<参考書>
指定参考書なし。

<オフィスアワー>
時間:毎回、授業の後30分。17:20〜17:50。場所:9階建築設計準備室。


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