2018年度工学院大学 建築学部まちづくり学科
△世界の社会思想(Social Ideas in the Western World)[1H75]
2単位 木下 ちがや 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 【グローバル化と現代世界】
「冷たい戦争」といわれた米ソの対立構造が終わり、「世界がひとつになった」といわれるグローバル化がすすんできました。人、モノ、カネが国境を越え、私たちの日常生活に深く関係し、それを大きく変えようとしています。また、こうした大規模な変化を捉えるためには身近で具体的な問題から学んでいくことを必要としています。本講義では、グローバル化と現代世界について、、人間・経済・政治の三つの視点から日頃のニュースで見聞する具体的なテーマをとりあげ、その歴史や政治、社会、文化とのつながりについての理解を深めていくことを目的とします。
- <受講にあたっての前提条件>
- 本授業ではドキュメンタリーや新聞記事などを使い、グローバル化についてわかりやすく講義していきます。受講者は講義で紹介された事例をもとに、自主的に調べものをするなどをしていくことが求められます。
- <具体的な到達目標>
- グローバル化にかかわるドキュメンタリーや資料を使い、身近な問題と結びつけながら、世界的な変化を理解していく。社会問題を具体的に知ることで、さまざまな課題に対応し、興味の幅をひろげていくことを目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 第一回:グローバル化とはなにか?世界はどう変わったか―概論
第二回:グローバル化と経済➀―金融資本主義の世界化 第三回:グローバル化と経済A―広がる格差と貧困 第四回:国境を超える―移民、難民問題 第五回:グローバル化とレイシズム/排外主義をめぐって 第六回:台頭するアジアー中国の大国化とアジア諸国 第七回:衰退するアメリカ―グローバル化と産業の空洞化 第八回:グローバル化で「戦争」はどう変わったか➀ 第九回:グローバル化で「戦争」はどう変わったかA 第十回:国家が崩壊する―第三世界諸国の苦しみ 第十一回:情報ネットワークの拡大とコミュニケーションの変容 第十二回:グローバル化と日本➀―「移民国家」日本は誕生するのか 第十三回:グローバル化と日本A―格差社会化 第十四回:グローバル化と日本B―かわりゆく「仕事」 第十五回:グローバル化の光と影
- <成績評価方法>
- 試験あるいはレポートで評価する。変更がある場合には授業内で指示する。
- <教科書>
- 特に指定しない
- <参考書>
- 各回ごとに、参考になると思われる文献を紹介していく。
- <オフィスアワー>
- 授業後に教室にて
- <学生へのメッセージ>
- とにかくおおまかにでも歴史的な事実を知ることが大事です。講義で興味をもったら、こういうものを読んだらいいというアドバイスをしますので、聞いてください。 なお、授業中、必要なコミュニケーション以上の私語を行っていると判断した場合には、ただちに退席してもらいます
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