2018年度工学院大学 工学部電気電子工学科
化学D(Chemistry D)[5214]
1単位 青山 衛 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 基礎的な工学で必要な化学に関わる基礎事項について,化学A, Bの理解を深めてさらに発展させる。この化学Dでは、化学に関連の深い装置(電池・電気分解・熱機関)、化学物質の分析方法、環境問題、代謝・味・匂いを取りあげ、身近な生活への化学の応用について理解を深める。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「化学A」「化学B」履修程度の化学知識を前提とする。
- <具体的な到達目標>
- 1) 電池の仕組みと電気分解について理解する。
2) 化学物質の分析方法について理解する。 3) 熱機関と化学の関係について理解する。 4) 環境問題を化学的な視点から理解する。 5) 人の代謝と五感を化学的な視点から理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週: 授業計画の説明,化学の基礎知識の確認
[学習内容] 学習内容の説明を行い、化学の基礎知識の確認・復習を行う。 [学習準備] 化学A, Bの学習内容を復習しておくこと。 第2週: 電池と電気分解 [学習内容] 電池と電気分解の仕組みについて理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第3週: 熱機関と化学 [学習内容] 熱機関の仕組みと、燃料の燃焼(反応熱)について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第4週: 分析化学 [学習内容] 様々な化学物質の分析方法について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第5週: 環境問題と化学 [学習内容] 身近な環境問題を化学的な視点から理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第6週: 人と化学 [学習内容] 代謝・味・匂いを化学的な視点から理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第7週: 学習内容の振り返り [学習内容] これまでの学習内容の振り返りを行う。 [学習準備] 第6週までの学習内容を復習する。
- <成績評価方法>
- 定期試験70%、授業中の課題30%で成績を評価する。Grade D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 特に指定しない。但し、キューポートで事前に授業スライドを配布する。
- <参考書>
- ・「大学生の化学 Introduction」佐藤光史監修 河野博之,永井裕己 共著(培風館)
・「大学と高校を結ぶ 化学基礎演習」佐藤光史監修 佐々一治,松山春男,永井裕己,徳永 健,高見知秀,望月千尋 共著(培風館) ・「視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録」(数研出版) ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第6巻 反応の量的関係」 ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第9巻 化学平衡」 ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第10巻 酸と塩基」
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に講師室に在室している時。4期金曜日10時30分から13時30分(八王子講師室)。
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