2018年度工学院大学 工学部電気電子工学科
化学C(Chemistry C)[5213]
1単位 青山 衛 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 基礎的な工学で必要な化学に関わる基礎事項について,化学A, Bの理解を深めてさらに発展させる。この化学Cでは、化学の知識を材料へと応用することを学ぶ。特に、有機化合物・無機化合物(金属結晶)・高分子化合物・生体関連化合物の反応と性質について、理解を深める。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「化学A」「化学B」履修程度の化学知識を前提とする。
- <具体的な到達目標>
- 1) 有機化合物の性質と命名法を理解する。
2) 周期表と電子配置の関係を理解する。 3) 金属結晶の種類と充填率等の計算方法を理解する。 4) 高分子化合物の種類・反応・性質を理解する。 5) 生体関連化合物の種類・反応・性質を理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週: 授業計画の説明,化学の基礎知識の確認
[学習内容] 学習内容の説明を行い、化学の基礎知識の確認・復習を行う。 [学習準備] 化学A, Bの学習内容を復習しておくこと。 第2週: 有機化合物 [学習内容] 有機化合物の性質と命名法について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第3週: 周期表と電子配置 [学習内容] 広範囲の元素の性質や電子配置について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第4週: 金属結晶 [学習内容] バルク金属・金属化合物・合金の結晶構造について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第5週: 高分子化合物 [学習内容] 繊維・樹脂・ゴムの反応と性質を理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第6週: 生体関連化合物 [学習内容] 糖類・タンパク質・核酸の反応と性質を理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第7週: 学習内容の振り返り [学習内容] これまでの学習内容の振り返りを行う。 [学習準備] 第6週までの学習内容を復習する。
- <成績評価方法>
- 定期試験70%、授業中の課題30%で成績を評価する。Grade D以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 特に指定しない。但し、キューポートで事前に授業スライドを配布する。
- <参考書>
- ・「大学生の化学 Introduction」佐藤光史監修 河野博之,永井裕己 共著(培風館)
・「大学と高校を結ぶ 化学基礎演習」佐藤光史監修 佐々一治,松山春男,永井裕己,徳永 健,高見知秀,望月千尋 共著(培風館) ・「視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録」(数研出版) ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第6巻 反応の量的関係」 ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第9巻 化学平衡」 ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第10巻 酸と塩基」
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に講師室に在室している時。3期金曜日10時30分から13時30分(八王子講師室)。
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