2018年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○身体・運動科学演習(Exercise in Physical Fitness and Sport Science)[6N21]
2単位 武田 典子 准教授
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 身体を動かすことは、健全な発育や心身の健康の保持増進に必要不可欠である。本授業では、定期的な運動・スポーツを通して、生活習慣病や運動器の障害を予防し、心身のバランスを整え、コミュニケーション能力を高めることをねらいとする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 4月に実施される健康診断を受診すること。
第1週授業に出席すること。 運動に適した服装、運動靴を準備すること。
- <具体的な到達目標>
- 1. スポーツ種目、武道種目、身体調整種目の実践を通して、身体的・精神的健康の維持増進を図る。
2. 自己の健康、体力、運動能力の現状を分析し、身体や運動・スポーツに関する科学的な知識や運動処方などを学習することによって、心身のコンディショニングや健康・体力づくりの基礎を習得する。 3. 運動やスポーツを通じて、コミュニケーション能力や協調性を培い、主体的に大学生活を送るための基盤を整える。 4. グローバル化する社会において、我が国独特の身体運動文化である武道種目を体験し、その身心技法を習得する。 5.情報化社会において、ゆっくりと自己をみつめ、身体と心を調整する手段を身につける。 6.健康なライフスタイルを設計し、実践できる自己管理能力の獲得を目指す。 上記のねらいを達成するために、それぞれの種目で示された実践目標の達成を目指すとともに、体力測定に基づいた生活習慣の改善や健康なライフスタイルの設計についてレポートなどに示すことが求められる。
- <授業計画及び準備学習>
- 身体・運動科学演習は、前期(第1クォーター: 1Q+第2クォーター: 2Q)と後期(第3クォーター: 3Q+第4クォーター: 4Q)の通年で実施され、前期(1Q+2Q)で1種目、後期(3Q+4Q)で1種目を受講する。受講種目は、前期と後期で異なるものを選択する。適宜、スポーツ科学や健康科学に基づく理論学習を織り交ぜる。
内容(実施時間の目安) 1.「身体・運動科学演習T」のねらいや授業計画の説明、種目選択(演習種目T)、飲酒に関する教育ビデオの視聴 (2時間) 2.体力測定とその分析 (2時間) 3.演習種目Tの導入:からだほぐしと身のこなし方の習得、安全教育、学生同士のコミュニケーション形成、受講種目の文化的背景を理解する (2時間) 4.演習種目Tの基本動作と技能の習得(個人的な動作) (8時間) 5.演習種目Tの発展動作と技能の習熟(スムーズな連続動作) (8時間) 6.演習種目Tを通した心身のコンディショニングと健康管理能力の習得 (4時間) 7.レポート作成および学習内容の振り返り (2時間) ※安全教育については、各種目で発生しやすい事故や対処法等を、担当教員が授業中に随時説明する。
準備学習 種目特有の心構えや技術など、前回の授業で扱った内容について復習をしておく。また、次の授業について下調べをするなどの予習を行うこと。 また、授業には十分な睡眠と食事をとり、体調万全で臨むこと。
種目 週1回 学部学科によって曜日・時限を指定(それぞれの時限で4〜7種目開講) スポーツ種目:バスケットボール、バドミントン、卓球、サッカー、ソフトボール、テニス、ハンドボール 武道種目:剣道、柔道、弓道 身体調整種目:ボディワーク、エアロビクス、ストリートダンス基礎/ハウスダンス、ヨガ/ピラティス、ウォーキング
- <成績評価方法>
- ・演習科目として実践活動を重視し、前期(1Q+2Q)と後期(3Q+4Q)を合わせて評価する。
・「実践活動」50点、「知識・技能習得・積極性・協調性」50点で採点し、Grade D以上の者に単位を認める。 ・前期(1Q+2Q)に4回以上欠席した場合、もしくは後期(3Q+4Q)に4回以上欠席した場合は、成績評価を行わない。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 月(13:00-17:30)、火・水(9:00-17:30)、金(9:00-15:30)の各曜日に、八王子キャンパス体育館保健体育科事務室へ連絡または来室して下さい。Tel: 042-628-4897
- <学生へのメッセージ>
- 4月第1週に「保健体育科目履修の手引」を配布します。また第1回授業で履修方法や授業計画、概要等についてガイダンスを行い、演習種目を選択します。必ず出席して下さい。
ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|