2018年度工学院大学 第1部機械システム工学科

ロボットの知能(Robotic Intelligence)[5A03]

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2単位
羽田 靖史 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
ロボットやエレベータ、自動車、家電などが持つ知能は、機構のみならず認識、判断、制御を行うソフトウェアも重要な要素である。
本授業ではソフトウェアの基礎となるデータ構造とアルゴリズムをC言語を通じて理解し、実際の機械システムでの利用シーンを理解する。

<受講にあたっての前提条件>
「情報処理入門」「情報処理演習」「プログラミング演習」を履修していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
学生は、メカトロニクスのソフトウェアに関する基本的なデータ構造とアルゴリズムについて理解することが出来る。
(JABEE機械システム基礎工学プログラムの学習・教育到達目標との対応)
D:◎

<授業計画及び準備学習>
1. 知能の定義
2. 情報とコンピュータの基礎
3.C言語の基本データ型
4.C言語の文法
5.データ構造(配列、スタック、キュー)
6.データ構造(リスト、グラフ構造)
7.アルゴリズムの基礎
8.グラフの基礎
9.ソート
10.サーチ
11.ロボットでの応用1(グラフ探索)
12.ロボットでの応用2(分類、重要度判定)
13.社会での応用3(形状一致、学習)
14.学習内容の振り返り

<成績評価方法>
レポート提出(30%程度)と定期試験(70%程度)の総合評価がD(2014年以前入学生は60点)以上の者に単位を認める.
「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育到達目標B,C,D,Eは,上記の基準を満たせば達成される.

<教科書>
特に指定しない。

<参考書>
特に指定しない。

<オフィスアワー>
八王子、金曜日、12時50分〜14時、八王子講師室にて対応する。
その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。
メールアドレスは had@cc.kogakuin.**.** である。


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