2018年度工学院大学 第1部機械システム工学科

工業数学B(Engineering Mathematics B)[2G14]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
鈴木 健司 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/12/14

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性

<授業のねらい>
「ベクトル解析」と「確率・統計」の基礎を理解する。

(JABEE学習・教育到達目標)
「機械システム基礎工学プログラム」:(C)-(1)◎

<受講にあたっての前提条件>
「数学I・II」,「線形代数学I」,「工業力学及演習」を受講していること.

<具体的な到達目標>
(1) ベクトルの加減法,内積・外積,微分演算,空間曲線のベクトル表示について理解し,応用できる
(2) スカラー場の勾配,ベクトル場の発散,回転,ベクトル場の線積分について理解し,応用できる
(3) データ整理の基礎と相関関数について理解し、応用できる
(4) 確率分布、二項分布、正規分布、母集団の推定、検定について理解し、応用できる

<授業計画及び準備学習>
[ベクトル解析]
1.ベクトルの基礎と基本演算について学ぶ。演習問題1
  準備学習:高校で学習したベクトルの内容を復習する
2.ベクトルの内積と外積について学ぶ。演習問題2
  準備学習:前回の授業の内容を復習する
3.スカラー3重積、ベクトル3重積について学ぶ。演習問題3
  準備学習:前回の授業の内容を復習する
4.ベクトル値関数の微分・曲線の長さと単位接線ベクトルについて学ぶ。演習問題4
  準備学習:前回の授業の内容を復習する
5.スカラー場の勾配とその応用について学ぶ。演習問題5
  準備学習:前回の授業の内容を復習する
6.ベクトル場の発散・回転とその応用について学ぶ。演習問題6
  準備学習:前回の授業の内容を復習する
7.ベクトル場の線積分とその応用について学ぶ。演習問題7
  準備学習:前回の授業の内容を復習する

[確率・統計]
8. データの整理と基本統計量について学ぶ。演習問題8
   準備学習:高校で学習した確率・統計の内容を復習する
9. 相関関数と回帰直線について学ぶ。演習問題9
   準備学習:前回の授業の内容を復習する
10.確率変数と確率分布について学ぶ。演習問題10
   準備学習:前回の授業の内容を復習する
11.二項分布と正規分布について学ぶ。演習問題11
   準備学習:前回の授業の内容を復習する
12.標本と母集団、母平均、母比率の推定について学ぶ。演習問題12
   準備学習:前回の授業の内容を復習する
13.母平均、母比率の検定について学ぶ。演習問題13
   準備学習:前回の授業の内容を復習する
14.学習内容の振り返り
   準備学習:前回までの総復習を行う

<成績評価方法>
定期試験期間に授業内容すべてを範囲とする学期末試験を実施し、試験の結果で評価を行う。試験の点数が50点台の場合には、試験の点と演習点を6:4の割合で評価を行う。A+〜F の6段階評価でD以上の者を合格とする。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
「ベクトル解析」 矢野健太郎,石原 繁 著(裳華房)
「はじめての統計15講」 小寺平治 著  (講談社)

<オフィスアワー>
水曜日 15:00〜16:00 八王子校舎16号館(MBSC棟)16-121 (マイクロシステム研究室)

<学生へのメッセージ>
講義の最後に行う演習問題を中心に、復習をしっかり行うこと。


ナンバリングはこちら
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2018 Kogakuin University. All Rights Reserved.