2018年度工学院大学 第1部機械工学科
△化学C(Chemistry C)[3G05]
1単位 田中 理子 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 基礎的な⼯学で必要な化学に関わる基礎事項について,化学A, Bの理解を深めてさらに発展させる。この化学Cでは、化学の知識を材料へと応⽤することを学ぶ。特に、有機化合物・無機化合物
(⾦属結晶)・⾼分⼦化合物・⽣体関連化合物の反応と性質について、理解を深める。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「化学A」「化学B」履修程度の化学知識を前提とする
- <具体的な到達目標>
- 1) 有機化合物の性質と命名法を理解する。
2) 周期表と電⼦配置の関係を理解する。 3) ⾦属結晶の種類と充填率等の計算⽅法を理解する。 4) ⾼分⼦化合物の種類・反応・性質を理解する。 5) ⽣体関連化合物の種類・反応・性質を理解する。
(JABEE学習・教育到達目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:D-1◎
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週︓ 授業計画の説明,化学の基礎知識の確認
[学習内容] 学習内容の説明を⾏い、化学の基礎知識の確認・復習を⾏う。 [学習準備] 化学A, Bの学習内容を復習しておくこと。 第2週︓ 有機化合物 [学習内容] 有機化合物の性質と命名法について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第3週︓ 周期表と電⼦配置 [学習内容] 広範囲の元素の性質や電⼦配置について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第4週︓ ⾦属結晶 [学習内容] バルク⾦属・⾦属化合物・合⾦の結晶構造について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第5週︓ ⾼分⼦化合物 [学習内容] 繊維・樹脂・ゴムの反応と性質を理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第6週︓ ⽣体関連化合物 [学習内容] 糖類・タンパク質・核酸の反応と性質を理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第7週︓ 学習内容の振り返り [学習内容] これまでの学習内容の振り返りを⾏う。 [学習準備] 第6週までの学習内容を復習する。
- <成績評価方法>
- 試験期間中に定期試験を行う
定期試験(100点満点)60%と授業中提出演習問題を40%(100点満点)の合計点(100点満点)で最終成績を評価し,Grade D以上の者に単位を認める。 演習問題は授業中提出した回答案のみを成績の評価対象とする
- <教科書>
- なし
- <参考書>
- ・「⼤学⽣の化学 Introduction」佐藤光史監修 河野博之,永井裕⼰ 共著(培⾵館)
・「⼤学と⾼校を結ぶ 化学基礎演習」佐藤光史監修 佐々⼀治,松⼭春男,永井裕⼰,徳永 健,⾼⾒知秀,望⽉千尋 共著(培⾵館) ・「視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録」(数研出版) ・「DVD教材 化学︓未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第6巻 反応の量的関係」 ・「DVD教材 化学︓未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第9巻 化学平衡」 ・「DVD教材 化学︓未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第10巻 酸と塩基」 <オフィスアワー>
- <オフィスアワー>
- 水曜日 お昼休み 1号館 講師室に在室しています。
質問のある方は前日までに下記アドレスに連絡してください bu40598@ns.kogakin.ac.jp
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