2018年度工学院大学 第1部機械工学科
△化学D(Chemistry D)[3D04]
1単位 田中 理子 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 |
- <授業のねらい>
- 基礎的な⼯学で必要な化学に関わる基礎事項について,化学A, Bの理解を深めてさらに発展させる。この化学Dでは、化学に関連の深い装置(電池・電気分解・熱機関)、化学物質の分析⽅法、環境問題、代謝・味・匂いを取りあげ、⾝近な⽣活への化学の応⽤について理解を深める。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「化学A」「化学B」履修程度の化学知識を前提とする。
- <具体的な到達目標>
- 1) 電池の仕組みと電気分解について理解する。
2) 化学物質の分析⽅法について理解する。 3) 熱機関と化学の関係について理解する。 4) 環境問題を化学的な視点から理解する。 5) ⼈の代謝と五感を化学的な視点から理解する。 (JABEE学習・教育到達目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:D-1◎
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週︓ 授業計画の説明,化学の基礎知識の確認
[学習内容] 学習内容の説明後、化学の基礎知識の確認・復習を⾏う。 [学習準備] 化学A, Bの学習内容を復習しておくこと。 第2週︓ 電池と電気分解 [学習内容] 電池と電気分解の仕組みについて理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第3週︓ 熱機関と化学 [学習内容] 熱機関の仕組みと、燃料の燃焼(反応熱)について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第4週︓ 分析化学 [学習内容] 様々な化学物質の分析⽅法について理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第5週︓ 環境問題と化学 [学習内容] ⾝近な環境問題を化学的な視点から理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第6週︓ ⼈と化学 [学習内容] 代謝・味・匂いを化学的な視点から理解する。 [学習準備] キューポートで事前に配布する授業スライドを熟読し、予習課題を実施すること。 第7週︓ 学習内容の振り返り [学習内容] これまでの学習内容の振り返りを⾏う。
- <成績評価方法>
- 試験期間中に定期試験を行う
定期試験(100点満点)60%と授業中提出演習問題を40%(100点満点)の合計点(100点満点)で最終成績を評価し,Grade D以上の者に単位を認める。 演習問題は授業中提出した回答案のみを成績の評価対象とする
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- ・「⼤学⽣の化学 Introduction」佐藤光史監修 河野博之,永井裕⼰ 共著(培⾵館)
・「⼤学と⾼校を結ぶ 化学基礎演習」佐藤光史監修 佐々⼀治,松⼭春男,永井裕⼰,徳永 健,⾼⾒知秀,望⽉千尋 共著(培⾵館) ・「視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録」(数研出版) ・「DVD教材 化学︓未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第6巻 反応の量的関係」 ・「DVD教材 化学︓未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第9巻 化学平衡」 ・「DVD教材 化学︓未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第10巻 酸と塩基」
- <オフィスアワー>
- 水曜日 お昼休みに 1号館 講師室に在室しています。
質問のある方は前日までに下記アドレスに連絡してください
bu40598@ns.kogakin.ac.jp
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