2017年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

画像工学(Image Science and Technology)[5W02]

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2単位
陳 キュウ 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2018/09/28

<授業のねらい>
画像の処理と認識・理解についての基本的考えに重点を置き,具体的応用に際し,柔軟な発想ができるようになることを講義の目標とする。演習課題例をできるだけ豊富に取り入れる。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
本講義では画像認識・画像処理システムを構成する上で本質的に重要な問題点を自ら解決出来る力、即ち”問題解決能力”を身に付ける。

<授業計画及び準備学習>
第1週  画像工学概論
[準備学習] 画像処理に関する基礎知識を予め調べておく。

第2週 情報理論の基礎、画像情報の統計的性質
[準備学習] 教科書3.1を熟読する。

第3週 表色系、画像の強調と復元
[準備学習] 教科書2.2、4.1を熟読する。

第4週 領域に基づく濃淡変換、画素毎の濃淡変換、幾何学的変換処理
[準備学習] 教科書4.1を熟読する。

第5週 画像の特徴抽出
[準備学習] 教科書4.2を熟読する。

第6週 画像処理プログラミング(1)
[準備学習] C言語の知識を予習すること。

第7週 画像処理プログラミング(2)
[準備学習] C言語の知識を予習すること。

第8週 画像認識
[準備学習] 教科書5.1を熟読する。

第9週 画像認識の例

第10週 画像情報の符号化
[準備学習] 教科書6.3を熟読する。

第11週 動画像処理

第12週 入出力と伝送・蓄積のための処理、システムと規格

第13週 画像工学の研究動向

第14週 コンピュータビジョン、3次元情報処理の概要

第15週 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法>
出席、レポート、試験の結果を総合的に評価する。

<教科書>
「画像工学」南敏,中村納共著(コロナ社)

<参考書>
授業内にて随時紹介。

<オフィスアワー>
火曜日 15:35-17:20  新宿キャンパス高層棟 A-2275

<学生へのメッセージ>
画像処理の奥深さと楽しさを理解して頂きたい。


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